信州大学 自転車競技部

信州大学自転車競技部のブログです!はてなダイアリーからはてなブログへ移行しました。日々の練習、試合レポートなどを綴っていきます!

急遽決まった美鈴湖バンクでの記録会 下村

ブログは鮮度が命ということで帰宅早々書いています。経法学部三年の下村です。前回の信大自転車競技部ブログも僕のツールドかつらおのブログだったので2連続の投稿となります。駄文になってしまいがちですが、最後まで読んでいただければ幸いです。

 

記録会までの経緯

ツールドかつらおが終わってからロード練には一旦区切りをつけて去年からの目標であるトラックでのインカレ出場を目指しトラック主体の練習を行なっていた。7月に入ってから梅雨入りが本格的になり外での練習が難しくなるなかで、ジムでの筋トレや家でのローラーなどで出来ることをしていた。すると学連が8月9日にtrs第1戦を山梨で開催することを発表した。インカレ前での学連でのトラックの大会はこのtrsしか開催されないようであった。インカレ前に一度でもいいから基準を切るチャンスの欲しかった自分にとってはまさしく渡りに船であった。このtrs開催で練習に対するモチベーションが上がってくれた。7月5日のバンク練で初めてバトンとディスクを履いて1キロttを計測してみたところ、ベストタイムを4秒近く更新する1分12秒7が出た。1キロttのB基準は1分13秒を切ればいいので練習での手計測ではあるが、基準切りを達成できた。このことは大きな自信につながった。残り約一ヶ月で死ぬ気で練習すれば必ず基準を切れると思っていた。しかし、7月18日に学連はtrs第1戦を中止することを発表した。おそらく関東方面での新型コロナウイルス感染者の増加を受けてのことであると思う。これで今年のインカレ出場への道は断たれたように思えた。その発表のあった次の日、つまり今日7月19日は美鈴湖バンクで長野県の高校生を対象にしたトラック競技の大会が予定されていた。この大会はインターハイが中止となってしまった代替措置としての大会である。自分たち信大競技部の人間は、この大会のサポートとして参加する予定であった。trs中止の発表を受けた我々トラック班はこの高校生の大会になんとか参加させてもらい、記録をとってもらうことを大会の責任者の方々にお願いをした。中止の発表を受けて参加のお願いの連絡をしたのが夜8時過ぎだったのでダメ元でのお願いであったが、返答に応じてくださった。返答としては走らせてはもらえるが、それが公式の記録として認容されるかどうかはわからないということであった。十中八九無理かもしれないが一縷の望みにかけて前日の夜を終えた。

 

記録会当日。

役員打ち合わせの時間の前に、大会の責任者の方に信大競技部も参加させてもらえるかお願いしたところ公式記録として参加させてもらえると返答していただけた。自分はおそらく無理だろうと思っていたので急なインカレ出場のチャンスが舞い込んできた形となり、緊張し始めた。信大競技部として参加するのは自分と秋山と阿部の3人である。このうち阿部は1キロttでのa基準切りを目標に、自分と秋山はハロンと1キロでのb基準切りを目標に記録会に臨んだ。自分はハロンは苦手であり、基準を切るとしたら1キロttで切るのが順当だろうと思っていた。秋山はハロンの方が得意であるようなのでディスクホイールは秋山に履かせて自分はフロントをバトンで走ることにした。1キロのことを考えれば、あまり足を使いたくなかったが、もしハロンで切れれば良いに越したことはない。自分は秋山の後に出走したのだが、先に出走した秋山は余裕をもって基準切りを果たした。秋山のハロンの結果は自分にとってプレッシャーとなった。前半の入りは悪くなかったが、後半に垂れてしまい結果は12秒272であった。それまでのベストが12秒5であったのでベストの更新はできたが、基準を切ることは出来なかった。ハロンが終わってから約40分後に1キロttの計測の予定であった。この間にディスクを秋山から自分のに移してハンドルをttハンドルに変えてといった作業に、焦りからか思いの外てこずってしまった。準備ができたのが出走の10分前ほどになってしまい、気持ちと身体を整えることが出来なかった。出走の2、3分前になると自分でも驚くくらい緊張していた。気持ちを落ち着かせようと何度も深呼吸したが心拍が常に上がりっぱなしであった。いよいよ自分の番になりカウントに合わせて出走した。最初のコーナーにかかるところで加速しなければならないのだが、緊張からかいつものような力が入らなかった。1分12秒7を出した時は一周目で全力で加速してひたすら耐える走りができていたが、この時は最初の加速がうまくいかない時点で確実にタイムが出る走りではないだろうと思っていた。ラスト半周の時点でかなりキツくなり根性で踏み回したが、垂れてしまった。記録は1分14秒927でベストより2秒以上も遅い結果となってしまった。

 

今回の反省

今回自分は初めての記録会となったが、はっきり言って良い結果ではないと思う。ハロンはベストが出たとはいえ、美鈴湖バンクという好環境での記録であり境川などのバンクでは0.3秒は下がると考えるとまだまだ基準切りには遠いだろう。肝心の1キロttは緊張でほとんど力が発揮できなかった。以前の自分は記録会は練習と違って足のある状況で走るのだからベストが出て当たり前だと思っていたが、そんな都合のいい話ではなかった。基準切りを目指すのであれば最低でも1分11秒台を練習で出せていなければ本番での基準切りは難しいだろうと感じた。

今回の記録会で自分と同期の秋山はハロンでの基準切りを果たし、インカレ出場を確定した。おめでとう。お互いに切磋琢磨してきた(向こうはそう思っていないかもしれないが)仲間が目標を達成できて嬉しく思う反面、自分も負けていられないという気持ちが強くなった。今年のインカレ出場は難しいかもしれないが、8月の下旬に山梨か群馬あたりで記録会があるかもしれないとのことなので、今回の反省を生かして頑張りたい。

 

また、今回のこちら側の無理なお願いを受け入れてくださった大会関係者の方々、本来の参加者である高校生選手のみなさん(特にハロンと1キロの時にバトンホイールを貸してくれた飯田風越の柴田君)、大会サポートの方々、本当にありがとうございました。

 

小ネタ

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1キロ終わった後にせっかく3人いるのでチースプをやろうということになったのだが、なぜか1キロのタイムが一番遅い自分が3走をやることになった。この写真ではうまく行っているように見えるが案の定自分が2走から切れてしまいほとんど自分の丸ハン1キロとなった。どう考えても俺が2走で阿部が3走だろう…😭

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このリザルトはこちらから無理をいって急遽用意してもらったものである。そのためなのか大学名が少しおかしなことになってしまっている。信州7大学とは一体なんだろう🤔

 

ツールドかつらお 下村忠

レースまでの経緯

新型コロナウイルスの影響で日本全国のイベントが中止の決定がしていくなかで、自転車競技関連の大会、イベントも影響を受けて延期、中止が決まっていく状況となってしまった。学連の大会はインカレ以前に予定されていた大会はロード、トラック共に中止または延期となり、インカレも予定されていた時期とは一、二ヶ月ほど延期での開催で、ロードレースは場所も美麻ではなく違う場所でやる予定のようである。自分はトラックでのb基準を切ることでインカレ出場を目標として昨年度から練習に取り組んでいた。しかし前述のようにほとんどの大会は延期、中止となってしまいインカレまでに記録会があるのかどうかもわからなくなってしまった。モチベーションを保つのが難しい中でインカレ前に記録会や大会がある少ない可能性を信じて美鈴湖バンクでの練習や家での固定ローラーなどで出来ることをしていた。すると、同じ三年の中田(たわし温泉)からツールドかつらおという福島県葛尾村で開催されるロードレースに出てみないかと誘われた。自分はロードはあまり力を入れていなかった何かしら大会に出場することでモチベーションを上げることを考えて出場することを決めた。ちょうどその時期から朝練が始まったので朝練に参加してかつらおに向けたトレーニングを約2週間ほど続けていた。その際にステムを120ミリに、パーテープをスパカズに変えて練習に取り組んでいた。特にステムを変えたのはポジションが大きく変わり平坦、登りどちらも前より格段に楽にまわせるようになった。

 

レースレポート

かつらおのコースレイアウトは一周28キロのコースで最初の5キロほどが下りでローリング、そこから左に曲がって登りになりリアルスタートとなる。登りは二ヶ所あり最初の登りが8.8キロ3.3パーセントの緩い登り、そこから下ってもりもりランドという2.8キロ7.6パーセントのきつめの登りがありそこを終えると狭い道での下りが続いてラスト4キロあたりから道が広くなり下り基調の平坦でゴールというコース。自分は登りが得意ではないので最初の緩い登りまでは集団でひたすら足を使わないようにしてもりもりランドは死ぬ気で踏むという計画でレースに臨んだ。信大からは井上、中田、自分の三人で同じクラス2に出場した。ほとんどのレースが自粛の中でのロードレースなので去年と比べて選手層が高めのように思えた。その証拠にクラス1などはjプロツアーで走っているような人達も多く出場していた。レース当日は雨が降っていた。土砂降りではなかったが下りが危険となることは目に見えていた。最初のローリングは下り基調であるので落車だけは避けたかった自分は集団後方でスタートすることにした。ローリング中も雨は強く降っていて路面もかなり危険なのである程度前との車間を空けて余裕を持ってブレーキ出来る状態でローリングをしてきた。スタートして2キロほどのところで前で落車が起こったのが確認できた。落車したのは二、三人であったがその中に井上も入っていた。f:id:soreikeshindai:20200629175813p:image(転がっているのが井上の自転車)

思わず「大丈夫か?」と声をかけたがすぐに再スタート出来るようではなかった。とりあえず集団に戻りローリングをこなしていくと左に曲がって登りの区間に入った。リアルスタートが切られると中田(たわし温泉)が飛び出していた。スタート前から逃げを打つとは言っていたが本当に行くとは驚きだった。集団は見送って坦々と踏んで行く状況。自分はとにかく足を使わないように出来るだけ高いケイデンスで回すように心がけた。登りが始まって2キロほどで中田(たわし温泉)が下がってきているのが確認できた。最初の逃げで足を使ってしまい、集団に残ることは困難であったようだ。そんな中田(たわし温泉)をパスして集団内で登りをこなしていた。めちゃくちゃきついわけではなかったが周りを見れる余裕もなかった。少し勾配が緩くなるところで集団内で位置を上げることができた。集団の前は慶應の石井が前を引いていた。少し余裕ができたので前に出て石井に「余裕ある?」と聞くと「前日のttの方がキツかった」と言っていた。f:id:soreikeshindai:20200629175344j:imageめちゃくちゃ余裕があるようで集団を完全にコントロールしていた。自分は大人しく集団なかほどに下がってひたすら足を使わないようにしていた。1回目の上りのラスト500メートルに入ると一気に勾配が8〜10パーセントほどにきつくなる。なんとかここまでは集団内で走れていたがこのキツい区間で集団からはちぎれてしまった。登り終わると下りに入る。ありがたいことに下りは雨の影響で落車を避けるために集団はゆっくり下っていたようだ。自分はちぎれた人たち2、3人とローテを組んで下り、もりもりランドまでに集団と10秒程度にまで差をつめることができた。しかしもりもりランドに入ってからはほとんど足が残っておらず、単独で登らざるを得なかった。f:id:soreikeshindai:20200629180139p:imageもりもりランドの登りを終える頃になると周りに五人ほどの人がいた。最後の4キロは下り基調の平坦になるので単独で走るよりローテを回して走った方が圧倒的に楽である。なので「この五人でローテ回しましょう」と言って狭い下りに入った。自分が先頭で下っていたのだが、後ろの四人は落車を避けたいのかあまり飛ばしていないのに結構な差がついていた。すると広い道に入るところで前にいる四人ほどの集団に追いつくことができた。ラスト4キロはこの集団でローテを回していくことにしたが、途中で何人かが追いついてきて10人ほどの集団になった。ゴールスプリントになることが予想できたが、自分はスプリントの経験がほとんどなかったので仕掛けどころに非常に迷った。ラスト300メートルあたりで前の選手がスプリントし始めたのでそれに合わせてスプリントを始めた。前にいた何人かの選手を抜かして10人集団の5番目ほどでゴールした。f:id:soreikeshindai:20200629175201j:image結果はトップから3分42秒遅れの43位であった。登りの不得意な自分からすると頑張ったほうではないかと思う。約一年ぶりとなったロードレースとなったが達成感を感じられる結果となり嬉しく思う。

 

今後に向けて

自分は今年で三年生であり、就職を考えなければならない時期である。自分は公務員を志望しており公務員試験に向けて勉強していかなければならない。そんな中で自分がいつまで自転車を続けていくかは非常に悩ましい問題であると感じている。高校時代帰宅部であるのに、自分からやりたいと思ってここまで続けてきた自転車競技である。何かしらの結果を残して就職活動に専念したい。試験のことを第一に考えるのであれば三年になった時点で引退するのがベストであろう。しかし、自分は4年でも続けていく予定だ。もちろん就職が疎かになってしまわない範囲ではあるが出来る限り頑張っていきたい。

 

最後になるが、長野から松本まで自分と井上拾って葛尾まで自転車三台積んで運転してくれた中田(たわし温泉)ありがとうございました。

松本キャンパス朝練再開について

お久しぶりです。部長の秋山です。

今年度は新型コロナの影響で試合がなくなったり、あるのかないのか分からなかったり、現在でもなかなか大変な状況が続いていますがとりあえず感染拡大も一段落し、大学から活動再開の許可もでました。そこで例年よりだいぶ遅くなりましたが今年度も松本キャンパスでの朝練を再開したいと思います。

去年までは火、水、木で朝練をしてきましたが、今年度は参加者同士で話し合って曜日を柔軟に変えていければと思っています。ナイターバンク練に火、木で参加する部員もいるかと思うので…

集合時間と場所は朝6時、部室前で変わりありません。今年度から参加してみようという方も歓迎です。部室が分からない方は松本キャンパス北門の体育館前付近にいてくだされば部員と落ち会えるかと思います。

再開は来週火曜日の6月23日を予定しています。多くの方にご参加いただき、皆様と一緒に部員も質の高い練習ができると幸いです。ご参加お待ちしております。

 

クラス3降格&フル単キモチェ @中田

 タイトルの通りです、神宮で降格が決定しました中田です。完走したのが飯山HCだけで川島神宮と共に秒でDNFを喫し、RCSポイントを2点しか取れなかったのが原因であります。春休み前半は帰省やら試合やらでバタバタしていましたが、やっと最近は野暮用も終わり心新たに4月を迎えられそうです。心残りがあるとすれば、やはりコロナウイルスで中止になった淡路合宿ですかねえ。いやー行きたかった。悲しいので淡路島牛乳の写真貼っときます。

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↑ 去年の様子。牛乳飲み放題キモチェエ〜

ついでに神宮で撮ったやつも貼っときます。

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聖徳記念絵画館

 さて、つい先日の3月4日に2年後期の成績発表がありました。(そういえば去年は淡路島で成績発表を見た笑)結果を簡潔に表すのであれば、フル単キモチェエ〜〜‼︎‼︎ です。かつ目標としていた通算GPA3超えを達成し4ヶ月に及ぶ僕と信州大学との戦いが漸く終わりました。もう鉛のような飯を食べなくていいのです。終戦記念日と言ってもいいでしょう。

 話を自転車に戻します。大学2年生を振り返ると物理的な生活環境の変化により、思うような部活動を行なえなかった1年でした。加えて、より専門的な勉強が始まり数年後の未来を考える中で自転車との距離感を見つめ直す期間でもありました。自分の中で出した結論に従って行動した結果が、この記事のタイトルに現れてる通りです。僕は今のところ、信州大学の院に進む予定なので来年就活はありません。むしろ3年生は時間割的に余裕があるので、特に後期は今年出来なかったことや、やりたかったことに手を出せるやもしれません。「拘ることに拘りすぎない、引くところは引くけど押すところは押す。」この精神で3年生を過ごしていこうと思います。

 最後にコロナや自分の都合でどうなるかはわかりませんが今のところの暫定レーススケジュールを載せておきます。

▲(4/18.19 飯山クリテ)
5/17 オープンロード
6/7 埼玉TT
6/13.14 御嶽HC&TT
6/28 美ヶ原HC

 

さーて、どこで昇格するかな!笑

 

 

 

https://youtu.be/RiDCIqF0-6Y

 

https://youtu.be/IsnqYgHyLZ0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神宮クリテ@秋山

 

まずはじめに、こんなことを書くと怒られるかもしれないが去年のラストレース神宮ではじめて入賞し、いい形で一年生を終えたので二年生で昇格もワンチャンあるかもと思った矢先に老害にはねられ、その怪我が治って新車を買い、信大合宿でクラス1のお二人と一緒に走り、ケツまで押してもらって(これは自転車乗ってきた中で一番楽しかったし嬉しかった)これならもしかしたら本当に昇格できるかもと思った矢先に再び全てをぶっ壊され、この一年を無駄にしたのはこいつらのせいだと思わざるを得ない。僕は基本的にネガティブ思考なので何かあると立ち直るのがとても遅い。これがメンヘラなのかな?来年度以降は頭のおかしな奴に絡まれないことを切に願う。

レースに参加どころか集団に入ることすらなく終わった川島クリテから一週間、がっつり練習するわけでもなく明科クリテで一日だけ練習してあとはサイクリングしたりで過ごした。実家の生活環境が不安定ということもあるが…

火曜日に松本に戻り、木曜日の夜中に再び中田号で帰省。レース当日の日曜日は到着すべき時間を読み誤り、ヘルメットを家に忘れるなどドタバタしていた。試走の時にヘルメット貸してくれたれーとありがとう。

出走は3-Bで去年と同じ阪大ダイゴさんと同じ組に。今回は前からスタートする予定だったが並ぶときに強引に割り込まれ、張り合うのも嫌だったし去年の経験的に問題ないと思ったので後ろへ。神宮はコースが全体を通して広いのでどこからでも上がっていけるから他のクリテよりだいぶ走りやすい。1周目は様子見、たぶん3、4周目でアタックがかかるだろうからそこまでは前キープで安全にいきつつ動きがあれば乗ろうと思っていた。去年は落車が自分の周りではなかったので180度コーナーは意外と安全だと思っていたが今年は違った。毎周回のようにガシャガシャ音が聞こえるし、一度は自分のすぐ横で落車が起こっていた。更には「俺クイック開いてねぇ!?」とか言ってるやつもいて、そいつは本当に後輪のクイック全開で走っていた。こっっわ。

2周目だろうか…?180度コーナーをがっしゃんがっしゃんいってるのを聞きながら抜けたあと、東海が一人アタックのような動きを見せたのでとりあえずついていくと、今年コースが変わった鋭角コーナーで後ろと少し差が開いたような気がした。ので踏んでみた。すると東海は集団に戻り自分一人だけ飛び出す形になってしまった。勝ちを狙いに行くなら当然一人になったと気がついた時点で戻るべきだった。しかし今まで思考停止でついていくだけでまともにレースを走った経験もほぼなく、どちらかというと単純、悪く言うとバカな僕はそのまま踏み続けたので逃げのような状態になってしまった。あーこれやっちまったかなと思ったが他大の選手から一人短距離のオバケがいると聞いていたので、スプリント勝ち目ないからいいかと言い聞かせた。一人で走っているときは実況で名前を呼ばれているのが聞こえたし、沿道でも多くの人が応援してくれたのでキモチェって感じだった。多分今までで一番応援してもらえた。走り終わったあとも拍手してくれてる人が割といた。(自分にしてくれてたのかはわからんがね…)しかしこの練習量と後ろの面子で3周も逃げ切れる訳がなく、最終周180度コーナー直前まで泳がされ吸収された。

正直足はもういっぱいいっぱいだったがまだ食らいついていくメンタルは残っていた。しかし180度コーナーで黄色のラインが入ったジャージの選手(3回落ちた第一志望だった学校…)がフラフラしてるのに押し出されて失速し、ほぼ最後尾まで落ちてしまった。あ、これ転ぶやつだと思ったが法政が肩を当ててくれたので転ばずにすんだ。ここであ、オワリや、と思った。まぁこれがなくても入賞は無理だっただろうけど、こいつがいなければ…と思った。そのまま集団を追いかけて20位でゴール。去年運良く5位だったことからはだいぶ遠い結果に終わってしまった。f:id:soreikeshindai:20200224151352j:imageライブ配信より 撮影シモカ


f:id:soreikeshindai:20200224151500j:imageサイクリング長野さんより拝借しました…いつもお世話になっております。

正直な話、唯一入賞できた神宮クリテでもう一度入賞を、と密かに狙っていたので自分のバカさで失敗に終わってもったいないことをした。走り終わったあとにばかでしょ、と言われたが西部先輩は優しいので自分から動いた経験はためになると言ってくれた。それはありがたかったのだがやはり一番チャンスのあるコースでのレースを自分から捨てたのはバカだった…

自分は公務員を目指すつもりなのでおそらくこれが最後の神宮だったであろうことも考えると尚更バカなことをしたと後悔している。前に出ても退くという選択肢が浮かばず、自分なりにレース前に考えていたことも忘れていた。この思考力、決断力の欠如は経験不足にもよると思うので残り少ないレースはしっかりレースに入り、思考を止めずに集中する、ということを目標にしたい。

来年のインカレは今のところ阿部一人しか出場権がない。先輩方は全員といっていいほどインカレに出ていたのに。では自分はと考えるとどちらかといえばトラック競技の方に可能性があるのではないかと思う。とは言ったものの基準を切る自信は全くない。団体競技の練習のことも考えるとタイムリミットまでほとんど時間がない。阿部や兼平さんに協力してもらいつつB基準を切れるように努力する。幸い3年前期は学校は割と余裕がありそうで…

四年生の先輩方はこれでラストレースということで、自分らの代が入学したときの主力というか、0から教えてくださった主将の代の先輩方が引退する前に一つも結果を残すことができなかったのは申し訳ないし残念に思う。偏に練習不足である、としか言えないので残り半年できる限りのことをして結果を残したい。今までご指導ご鞭撻ありがとうございました。堀江さん、小林さん、応援しています。

まずはツール・ド・淡路を無事故で乗り切り、ニート下村が埋められない差をつけようと思う。

4months振りの自転車@ナカタ

 どうもこんにちはこんばんは、お久しぶりめんてん中田です。タイトルにもあるように10月3日から2月4日までの4ヵ月間は活動を停止していました。今回はその4ヵ月何をしていたかと、先日参加してきた川島クリテについての記事を書いていくんじゃなかろうかー!

 

 まあ簡単に言うと大学の勉強に時間を取られたせいですね。あとバイト。後期が始まって2週間経った時点で、もう春休みまで乗るのを辞めようと思いました。授業を履修上限ギリギリまで入れたのと、C言語を扱うめんどくさい講義を取ってしまったからというのもあるんだけど(化学科なのに)、それに加えて微積の再履修が土日にあり、正直毎日ふつうに生活するだけで精一杯だった。あまりにも毎日が単調で辛くて、12月半ばくらいが1番病んでましたね〜。なんでまた明日も1限からあるんだとか、早く冬休みになれとかそんなことばっか考えてたかな。実際、その時期に木曜1限寝ブッチかましたし。そんな中バイトにも週2〜くらいは行ってたわけだけど、幸いバイトは楽しかったし(辛いけど)、息抜き?みたいな感じでしたね。まあいくら忙しくても年末年始は乗れたやろって気もするんですが年末の時点で活動休止してから2ヵ月半は経ってるわけで、寒い中体も動かない状態で中途半端に走るより、バイトでもしてた方が建設的であるということで、ずっと働いてましたね、年末年始は。おかげでお金は溜まったし、他にもいいことがあったりしたのでまあこれはこれで良かったんじゃないかなと、今は思います。

 ところで自分のバイト先には高校生もいるんだけど、高校生ってことは16、17歳な訳で、二浪かました僕とは歳が5も6も離れてるという事実に今更気づいた。引き算すればすぐ分かるのに。あと、よーくまじまじと彼奴等の顔を見ると学校にいる大学生と顔付きがぜんぜん違ってめちゃくちゃ幼く見えた。ついこの前まで自分も高校生だったはずなのに今はもう22のおっさんであることに気付いてしまい、これ以上歳を取りたくありません。しゅん。

 さて話を自転車に戻しましょう。今回の川島クリテは自分が去年、リアルスタートから独走に持ち込み逃げ切り優勝して昇格した思い出深いレース。しかしクラス2として出た今年はリアルスタート直後に千切れて最下位を独走して2周で終わってしまいました。

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↑スタート前

 

 しかし話はこれだけでは終わりません。なんと次の神宮で完走しなければ、クラス3への降格が決定してしまいます。つまり今回の川島では降格へのリーチをかけてしまったのです。自分の事ながら呵呵大笑ですねほんと笑。クラス2から3へ降格した例は聞いた事ありますがそこから昇格して戻ったって話は聞いたことが無いので、それができたらブログのネタになりますね!まあそうすると、復活するための次のレースと言えば飯山クリテになる訳ですが、これは皆さんご存知の通り強い大学1年生が跳梁跋扈する治安の悪い試合なのでどうなることやら、、、

 そういえば最初は九チャレに出ようと画策していましたが、そこまでに身体を戻すのは無理なので見送ることにしました。夏休み前にテスト勉強で落ちた体力をもとに戻すのに1ヵ月半かかったので、今回は春休み中に元に戻せればなぁって所です。今の近い目標は、淡路合宿をまともに走ること!あとバイトでミスしないこと!ですかね。では最後に最近気に入ってるフレーズを紹介して締めとさせてもらいます。

 

「思ひ出はPRICE LESS」

 

https://www.youtube.com/watch?v=MUEG7_9FyyQ&feature=share

 

 

 

川島クリテ@秋山

白馬ぶりのレースでした。取り敢えず転ぶのだけは勘弁、と思いながら一番後ろに並んだ。

まぁそんな意識でレースに参加できるわけもなく。集団に初っ端から取り残され、リアルスタートの笛をコーナーの笛と勘違いして一人だけブレーキをかけるというガイジムーブもかましました。あれぇレースってこんなペース速かったっけとか寝ぼけたことを思いつつ一人で4/6周だけ走って終わり。特に書くこともなく、この練習量と意識の低さならそらDNFだわな、という感じ。関係ないけど川島クリテは3回エントリーしてDNSDNFDNF。🤔

この一年老害に跳ね飛ばされるところから始まりいろいろあって(自分なりに)大変だったけどレースに出るならそんなことリザルトには関係ないわけで。自転車競技をやれる期間はもう残り少ないので神宮まではもう全然時間ないけれどできる限りのことをしたいと思います。