信州大学 自転車競技部

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シマノ鈴鹿ロード&秩父宮杯 @ナカタ

どうもお久しぶりめんてん、中田です。最近たわしというあだ名が浸透しすぎて同級生から名前で呼ばれることがなくなりました。

今回は白馬以降に参加した学連外のレースレポートとなります。

8/19 シマノ鈴鹿ロード エリート
白馬でボコボコにされて以降、テストや帰省やなんやらで、練習再開してから約10日で参加することとなった。
市民レースのカテゴリ区分がよく分からなかったがなんとなくエリートを選択。感覚としては学連クラス3と同じくらいのレベルだったので丁度良かった。
スタート時のポジションはゼッケンの番号順だったため、集団中盤からのスタート。
レースが始まってから1.2周はとくに大きな動きはなくちょっと早めのペースでレースは進む。3周目くらいから散発的なアタックがかかるものの、この日は風が強かったためか決定的な逃げにはならず同じような感じで4〜6周目を走り集団はひとつのまま最終周回へ。
最終周回は予想通りかなりペースが上がり、何回もアタックが繰り返されたが結局決まらず集団スプリントとなった。
自分の感覚ではゴールスプリントに参加するだけの脚は残っていたので、最後のゆるい左コーナーで徐々に先頭に移動し、コーナーを抜けて最後の直線に入るところで集団の頭をとり、スプリント開始。
あれ!?これワンチャン勝てるんじゃ!?とアドレナリンMAXの状態で思いっきり踏み込んだ次の瞬間、左ふくらはぎがつってしまい、終了。結果50位でゴール。
集団内での位置取りはレースを通して前方に位置し、最後のスプリントまでの位置取りも上手くいっただけにとても残念な結果となった。
スプリントのタイミングが早すぎたのではないかと思ったが、同じタイミングで飛び出したバルバ人が勝っていたのであとは脚の問題である。レース中にここまで脚がつったのは初めての経験だった。この後3日間は痛みがとれませんでした。


アルカンシェルで走ったらサガン頑張れと言われました笑


9/9 秩父宮杯 エリート
高校の時からずっと出たかったレースであり、今回は城北高校の後輩達も出るということもあり、山形村と被っていたがこちらの参加を決めました。
さて、鈴鹿と同じエリートカテゴリとは言えど、こちらの方が格上のレースというだけにエントリーリストにはツールド沖縄連覇中の六本木の高岡さん、ヴェントスの高木さん、そして白馬でクラス1に昇格した駒沢大の岡田さんなど錚々たる名前が並んでいた。

秩父駅をパレード走行でスタートし、本コースに入ってからリアルスタートという形式で、去年エリートに出た人のブログではパレードからかなりのスピードだったとあったので緊張したが、予想より大分ゆっくりだった。
リアルスタートが切られてからはものすごい勢いで集団は進んでいく。
このコースのポイントはスタート直後にある斜度きつめのやや長い登りと、登りきったあとの急カーブ急斜面の下りである。(実際73キロ出てた)
去年のブログによればこの登りは300〜350wくらいで走りきったとあったのでそれならいけると安心していたが、実際に登りに差し掛かるといやいやこれ絶対400くらい出てるでしょと思いサイコンを見るとやはりそれくらい出ていた。この登りで集団は縦に伸びて、さらにその後の下りで1列棒状になり、下りきったとこで中切れ発生。千切れていく人達を交わしながらなんとか集団に復帰しながら2周目へ。
これを受けて集団前方に位置しなければ無駄足を使うことになると思い、前へと移動しようとするも、かなりのハイペースに加えて周りの人も前に移動しようとしていたので、鈴鹿よりも位置取りは断然難しかった。
でもなんとかして2周目、3周目の登りは先頭から10番目以内でクリアすることができ、そのまま下ることができた。ちなみに3周目になってもの相変わらず300w後半は出ていた。加えて登りでアタックする人がいたので、その度に思いっきり踏む羽目になった。
3周目を下り切り、平坦に入るころには集団はおよそ半分くらいに減っていた。まだ脚には余裕があったし、そろそろペースも落ち着くかと思いながら走っていると、後輪がぶにょぶにょする嫌な感じが伝わってきた。いや、まさかなと思い確認するとやはりリアタイヤがパンクしていて、そこでDNFとなった。道路上に落ちていた釘が見事に刺さっていた。
自転車を降りた後は回収車に乗ってゴール地点まで運んでもらった。
レース中のパンクDNFは初めての事だった。
できればこのレベルの高いレースで自分がどこまでいけるのか試したかった。非常に残念で仕方がないけど、この悔しさはけいはんなでぶつけようと思います。
今回の僕の秩父宮はこんな終わり方をしてしまったけど、来年はリベンジするつもりです。
最後になりましたが、山形村で見事入賞した大森先輩、そして井上、おめでとうございます。
同じ1年の井上に、登りで負けないようにこれからガンガン練習して行きたいと思います!