信州大学 自転車競技部

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袋井 小林

どうも小林です。
松本は最近秋を感じらあれるようになってきましたが今回大会の行われた袋井は30度近い気温で倒れそうでした。

結果から言うとクラス1+2で2位でした。1位の渡辺くんがクラス1だったためクラス1に昇格することができました。


〜レース内容〜

レース序盤はみんな足が有り余っていてコーナーの立ち上がりがきつかった。僕はパワーの上限がほかの選手と比べて著しく低いので、立ち上がりの600wがかなり効いた。

中盤になると時々選手が飛び出すがすぐにつかまるという展開が続いた。この時点で余裕がある選手とない選手が分かれてきた。自分はそれなりに余裕があったので逃げをかまそうかとも思ったが、何度か飛び出していった選手はみんな泳がされていたので渡邉くんなどの強豪勢が動いた時のために足を温存することにした。

残り2.5週になったところで渡邉くんと立教の橘田さんが動いた。僕はちょうど先頭付近にいたので、大して足を使うことなく飛び乗ることができた。

逃げ始めてしばらくは後ろを離すために必死で踏んだ。残り2周の時点で後続と10秒以上の差ができた。しかし、この集会の登りで少しペースを緩めたこともあり後ろの集団との差が詰まった。

残り1周に入るころにはタイム差は8秒ほどにまで詰まっていた。下りもしっかり踏めたのでそこまで急速にはつまらなかったが逃げ切りを考えると厳しいタイム差だ。

学連のTwitterによるとこの時点で後ろの集団から信大の大森さんと寺尾さんが追ってきていたらしい。信大2人だけが合流してくれるだけならよかったが、集団が信大が3人も入った逃げを見過ごしてくれるわけもなく、残り0.5周で集団に追い付かれた。

最終回の下りに入って、いよいよゴールが近づいてきたこともあり集団全体がピリピリとした牽制状態になった。ゴールまで5,600mの地点で渡辺くんが加速。前を追いかけようと前に出るが下がってきた熊野さんのハンドルに接触して落車を引き起こしてしまった。ごめんなさい。

最終コーナーを立ち上がった時は前に明星の人と立命館の嶋田さん、渡辺くんがいた。前の明星を抜けば昇格だ。正直スプリントだから厳しいと思った。

しかし、実際に立ち上がって踏んでみるとまだまだ足がありそうな感覚。前の渡邉くん以外の2人は追走の疲れもあってか大分足に来ている様子。

これなら早めに仕掛けてもついてこれないと思って、立ち上がりの勢いで一気に2位まで上がって後はひたすら出し切った。それでもクラス1の渡辺くんには届かずに2位のままゴールした。

今回は昇格したが2位だったし、身内の落車を起こしてしまったし、コーナーがうまくこなせなかったし、逃げでうまく走れなかったし、手放しで喜ぶことのできる内容ではなかった。

これからのレースはクラス1として走ることになる。学連最高峰のクラスで走れる喜びがある反面、それに見合った走りができるのかという不安がある。

これからロードはオフシーズンに入る。去年はこの時期に休み過ぎないことで相対的に強くなった感じがしており、僕にとってこの時期はすごく重要だ。とりあえず来年の修善寺辺りをターゲットとしてガンガン乗り込んでいきたい。