信州大学 自転車競技部

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白馬クリテリウム 下村

久しぶりにブログ書きます。二回生の下村です。五月の修善寺以来となる学連レースである白馬クリテリウムに出場した。修善寺が終わってから6月末までダラけてしまってモチベーションが上がらないので、七月初めにサイコンをwahooに新しくして無理やりモチベーションをあげて練習に取り組んだ。心拍を目安にローラー練習をやることの面白さに気づきレース1週間前からインターバルをやって足を慣らしていた。

 

1日目  クラス3B      16位

 

とにかく完走を目標として走った。試走の時間に高橋さんにインターバルのかかる所やコースの位置取りを教えてもらい、それを意識してレースに臨んだ。スタートしてローリング中にも前に行きたい人が位置を上げていくので割と後ろの方でリアルスタートが切られた。初日はポイントレースなので最初から集団は活性化していて後ろの方のインターバルのかかりがキツかった。必死に集団に食らいついていくがおそらく三周したあたりで集団からはちぎられた。そこからちぎられた人とローテを回そうと考えたが近くに人は見当たらずひたすら一人で走るしかなかった。残り三周ぐらいで前を走っていた東海大の人に追いついた。声をかける余裕もなくさっさと抜きたかったが後ろについてきていた。コーナーで抜かれたので今度は引いてもらおうと思ったがすぐにスピードが緩んでしまって結局はほとんど引かされていた状況だった。(あまりにキツかったので記憶も曖昧なので実際は違ったかもしれない)そのような感じで周回を重ねていて残り一周を切られずにゴールラインを通過した。自分の二、三秒遅れは切られていたと思うので、本当にギリギリの通過だった。最後の直線で前にいた東海大の人をかわしてゴールした。リザルトは完走していた人の中でビリから二番目であった。後でwahooのログを確認すると平均心拍数が180だった。ローラーでのインターバルでも心拍が180に届くのはギリギリまで追い込んでいる時だったので精神的にも身体的にも全力を出し切った走りだったのだと思う。

 

2日目 クラス3B      15位

 

初日のポイントレースで完走できたのは自分にとって大きな自信になった。2日目は1日目より距離は伸びるがロードレース方式なので集団はそれほど活性化しないだろうと思っていた。同じ信大2年の秋山、芦田と一緒の組で走ることになった。スタート前の並びで慶應、筑波と共に前に並ぶことができた。見知っている人達が周りにいたので待ち時間も割とリラックスした状態でレースに臨むことができた。ローリング中に二つ目のコーナーを過ぎたところで右端が大きく空いていた。秋山が「前に行け!」と言ったので、すかさず空いていた最前列の右端に位置取ることができた。リアルスタートが切られて本気で踏み始めると少し後ろとの間に差ができたのに気づいた。もしかしたら逃げれるのではと思い、ゴールラインの直線で必死に踏んだ、スタート前のコーナーのところで後ろを確認すると追ってきている人はいないことが確認できた。集団は日大が完全にコントロールしていたので泳がされているとは思ったがせっかく一人逃げの状況を作れたので必死に一人で逃げていた。3周目あたりで集団に捕まってしまったので集団の前方で展開できればよかったが一人逃げで足を使ってしまった影響であまり位置を上げることができなかった。集団内の真ん中ほどでコーナーをこなしていたが途中で落車が発生した。自分は巻き込まれることはなかったが集団と離されてしまった。なんとかまわりにいる人と協力して集団復帰を目指したがあまり足もなくローテを組めるような感じでもなかった。後は周りを抜いたり抜かれたりしながら周回を重ねていき最後の直線でのスプリントで二人ほど抜かれてしまった。リザルトでは完走者25人中16位だった。1日目より距離は伸びたが、心拍もそれほど平均して高くなく、辛かったが楽しくレースをすることができた。

 

1日目、2日目どちらも完走でき、一人逃げという試みも実行することができ、大きな収穫があるレースとなった。一年前の白馬では全くと言っていいほど何もできず自分の不甲斐なさに嫌になったが、一応は成長していることを感じることができた。後輩の佐藤は2日目で2位に入って初戦でクラス2に昇格した。先輩として完走程度で浮かれてしまっていてはまったく意味がないということを再認識させてくれた。是非インカレロード等でも頑張ってほしい。自分が言える立場ではないが他の人一年生も諦めずに頑張ってもらいたい。クラス1では大森さんが素晴らしい走りをしていて自分にとっても良い経験となるレースを見させてもらった。最後になってしまったが、二日間運転をしてくださった寺尾さん、現地でアドバイスしてくださった高橋さん、その他色々なサポートをしてくれたマネージャーの方々、ありがとうございました。