遅くなってしまいましたが、11月末に長野県飯山市で行われた、全日本選手権シクロクロスに出場した1年の小林です。
今回、信大自転車競技部として初めての大会でしたが、レース中にたくさんの方々から「信大頑張れ」と応援をいただき、本当にうれしかったです。また、応援に来てくださった皆様本当にありがとうございました。
今年私は、10月に行われたマウンテンバイクワールドカップに参戦するため、チェコにいた。コロナウイルスの影響により、イレギュラーなことが多かった今年。精神的に辛い日々がたくさんあり、なかなか前向きになれなかった中でのワールドカップ。
そして、そのワールドカップ中に『低血糖症』により倒れ、チェコの病院で精密検査を受けた。結果を見てドクターに言われた一言。「あと10分走っていれば死んでいたかもしれない、6週間の休養を取るように。」と。
すぐに日本へ帰国し、自転車に一切乗らない6週間が始まった。
正直、自転車に一切乗れなかったのは辛かった。
それから心も体も回復し、久しぶりに自転車に乗り始め、そんな中ライドに誘ってくださった競技部の先輩方。仲間と走ることがこんなにも楽しく、自転車に乗ることがこんなにも気持ち良かったんだと、改めて気づくことができた。
そのことがきっかけで、自転車に乗ることが本当に楽しく、今までやってみたことのない種目もやりたいと思い、シクロクロスの全日本選手権へ出ることを決めた。
全日本選手権だけに会場の雰囲気、緊張感も普段とは全く違う感じがした。
だが、今回のコースコンディションは私にとって最高のマッドコンディション。誰よりもこのレースを楽しもうと思いスタート。すぐにスタート前の緊張感を忘れ、思いっきり走れている自分がいた。また、コースサイドからの「行け!信大!」や「がんばれ、信大!」といった声援のおかげで、いつも以上に頑張ることができた。今までレース中にこんなにも応援してもらったことがなかったため、本当にうれしかった。
皆さんの声援のおかげで、初のシクロクロス全日本選手権で3位入賞することができました。
ありがとうございました!
来年はもっとたくさんの大会に、信大自転車競技部として参加していきたいです。
そして、来年は全日本チャンピオンになれるように頑張ります。
これからも宜しくお願いいたします。