信州大学 自転車競技部

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〜勝利をつかめ 四賀村レース走〜

たまにはこういうゆるっとしたブログもありかなと思い、部員の許可を得て書きます

これは信大の朝練で行われる四賀村周回レース走の攻略法について、素人目線ではありますが、参考になると幸いです

 

 

コースプロフィール


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場所:長野県松本市

距離:7.61km/周✖4    計30.44km

獲得標高: 計372m

4kmの平坦・下り区間と折り返して3kmの上り区間からなるコース。このコース最大の特徴は、上り区間に準備されている2段坂である。ここで数々のアタックが繰り広げられ、勝敗を分けるといっても過言ではない。短いが、ガツンと登るハードなコースとなっている。要所要所で道が悪く、段差がいくつかあるので選手には十分気をつけてほしい。

 

 

攻略のポイント

このレースを制する最大のポイントは、最終周回の上り区間にある。1,2周回目 は序盤なこともあり、どちらの区間も極端なペースアップは頻繁に見られない。ここで下り・平坦区間を引きすぎず、足を使わないようにしたい。しかし、あまり引かなさすぎると、後ろからの圧を感じられるため、許容範囲内をおすすめする。そして3周回目に入ったところで、さらに気を引き締めなければならない。下り区間のペースアップも見られるのだが、上り区間の1段目から誰かが必ずペースアップする。一気に行きたくなる気持ちも出てくるのだが、その気持ちを抑えて頑張りながら頑張りすぎない程度でペダルを回す。そしてラスト周回、ここに来るとさらにペースが上がる、上り区間に備えて準備する。ここからがポイントである。一段目の坂は、上り終えたあとも2%ほどの傾斜がある区間が続くため、集団後方でじっとしておく。ここからが頑張りどころ。2段目の坂に差し掛かる手前からギアを重くし一気にもがく、そしてカウンターアタックにも備えておくという冷静さも忘れないことが大切である。ここで逃げ切れずスプリント勝負になれば、頑張るだけである。

もちろん毎回この戦法でではなく、レースにも色々な彩りがあるからロードレースは面白いのではないかと思う。

 

ここで何人かチェックしておきたい選手を紹介したいと思う。

 

エントリーNo.1   

注目度★★★★★ 辻本 青矢

彼の戦歴としてはは、長野県国体予選優勝、全日本選手権26位など弊部のエースである。非常に冷静な立ち回りで、上り、平坦、下りも難なくこなしてしまう抜け目のない選手である。四賀村周回ではカウンターアタックを頻繁に仕掛けてくるため、目を離せない。彼に勝てることができた暁には、盛大なガッツポーズをして、フィニッシュラインを駆け抜けよう。

 

エントリーNo.2

注目度★★★★★ 長谷川さん

長谷川さんは信大の練習に来てくださる社会人の方です。いつも練習ありがとうございます🙇‍♀

長谷川さんは数々のヒルクライムの大会で名を残しておられ、もちろんロードレースも強い。四賀村周回においては二段坂で飛び出していくことが多い。

 

 

エントリーNo.3

注目度★★★☆☆ 山内 わたる

彼といえば高校時代、愛知県新人戦でチャンピオンに輝いた記憶はまだ新しい実力者である。しかし、彼は四賀村に行く途中までの刈谷坂と言われる約2kmほどの登坂区間で自らペースを上げ、後ろに下がっていく、少しドMな一面が裏目に出てしまうことが多く見られる。今後、注目していきたい選手のひとりである。

 

エントリーNo.4

注目度★★★☆☆ 井上 ともは

この選手も難点がある。彼はパワー系でいつも登り区間でゴリゴリ踏むものの、力尽きて勝手に下がってくる。競技経験が浅いため、レース感がなくよくわからないところでアタックする。よく言えば不意打ちといえばよいのか? でも心配はいらない。勝手に下がって来るため、彼のアタックは大概見送ればよい。

 

以上、四賀村の攻略法を書かせてもらいました。
明日への勝利をつかめ四賀村!!


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