信州大学 自転車競技部

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インカレ レースレポート 赤澤健

ケイリン予選 6位 (押し込みで最下位降格)
5月にあった全日本以来の学連のケイリン。バイク誘導中に周りに変な動きがあり動揺してしまう。バイク離脱後、徐々に前のほうに出て先行していた順天の飯塚選手と並走。残り1周の鐘が鳴っても全開で行く勇気がなく並走。バックに入り全開でもがいたが(ここで押し込んでしまった)捲くりきれず、逆に外側から同志社の畑段選手に捲くられる。このまま行って、直線で飯塚選手だけ捲くって2着だったが降格で6位。
 久しぶりのレースで、何がしたいのか分からない、へなちょこな走りをしてしまった。

ケイリン 敗者復活戦 1位
 組み合わせを見て動揺。昨年のインカレケイリン優勝の中央大学の野口選手とあたってしまった。ここで負けたらインカレが終わってしまう!!どうやったら野口さんに勝てるか。そればっかり考えていた。しかしプロの原口さんに相談したら、野口をつぶしに行くんじゃなくてお前が勝てる走りをしろ、と言われた。そうだよな。自分はある程度スピードが出ている状態からのダッシュが得意で、この前の練習でハロン10.95が出たので、ラスト1周からかましに行くことにした。逃げ切れるかわかんないけど、自分が勝てる可能性があるのはこの走り方しかない。4コーナーの出口からためらわず全開で行くことにした。
 レースはくじで1番を引いてしまい先行。これが結果的に吉と出た。バイク離脱後、ペースのまま行き、鐘から全開。番手をぶっちぎり、その後ろにいた選手の反応が遅れほぼ独走でゴールできた。ベストな走りができたと思う。

ケイリン 準決勝 1位
 5人中3人が決勝だから余裕!って思っていると昨年みたいにビリになってしまう。しかし、確実に1着なる必要はないので思いっきり行くことにした。思いっきりいけば、捲くられて1着にはなれなくても3着には入れるだろう。
 のこり1周、一番後ろにいた。なめられているのか、誰もこっちを見てこない。ノーマーク。嬉しいような悲しいような。3-4コーナーでブルーラインまで登って駆けおろしのように発進。直線で先頭に出て、後車をぶっちぎってゴールできた。

ケイリン決勝 6位
 作戦は3-4コーナーでかまし、そこからフルスロットルで1周。ためらわず全開の全開で行く、というもの。
 発走。1番を引いたが、かますために後ろについた。バイク離脱後、徐々にスピードが上がっていく。しかも今までのレースよりも、明らかにスピードが速い。なんて思っていると、3コーナーから誰かが外側に出て、捲くり始めていた。え!もう来るのか!!と、予想と違う展開に頭がフリーズ。自分も外側に出たが、全開では行けず、もぞもぞともがいた。ラスト1周のホームに入り、どうしようもなくなり、もう仕方ない、ええい!ともがいたが、まったく捲くれず、そのまま1周してゴール。見せ場のないレースだった。
 「足は回っていたけど、頭が回っていなかったね。」と湯原さんに言われた。また、「末木の番手に付けばよかったのに」と柿沢さん。しかし、これに関しては後悔していない。確かに末木の番手に付けば順位は良くなるかもしれないけど、1着にはなれないでしょ。自分の脚質的に差すのは無理だから。1着以外は2着でも6着でもあんまり変わらないと思ってたわけ。
 一番悔やんでいるのは、あそこで全開で行けなかったこと。抑えたわけじゃないけど、勇気がなかったのか、迷っていたのか、とにかく全開で行けなかった。あそこで後のことを考えず全開で行っていれば、ホームの直線で先頭に出れたかもしれない。
 去年の国体から気付いていたけど、自分は1発しかもがけない。しかも、突っ張るような走りは苦手で、ダッシュして一気に逃げるか、一気にまくるかしか勝負できない。迷ったらもう負け。覚悟を決めて一気に行くしかない。って分かっていたのにそれができなかった。

 全体を振り返っても、決勝に悔いが残り6位に入ったけど悔いが残るケイリンとなってしまった。
 でも、敗者復活戦からよく決勝まで残ったと思う。1年生のインカレは予選落ち。昨年は準決勝で負けて7-10順位決定戦止まり、そして今回はじめて決勝を走れた。
 そして、決勝ではかなり学ぶことがあった。レースを見てくれてた人からもいろんなアドバイスをもらえた。経験値アップしました。

・チームスプリント 12位 1'06.987
 青木→中村→赤澤 ベスト更新。大会で更新できてよかったと思う。


ケイリンを走っている時、応援がすごかった。日大の100倍はあったと思う。部内はもちろんですけど、学科の友達や、選手、OB、プロの方、他大の人も応援してくれました。僕は幸せ者だと思いました。そして、ちょっと怖くなりました。これからも応援してもらえるよう、熱い走りができるように精進してまいります。