信州大学 自転車競技部

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学生選手権個人ロードレポート(武久)

久しぶりにブログを書きます。
ツールド北海道がかかった大切な試合。
並々ならぬ思いで挑みました。
目標は東大を抑えて、且つ個人成績一桁でした。
でしたが

37位に沈みました。177人出走で、39人完走ですので、ケツから3番目です。


脚の調子もよく、昨晩も皆のおかげでよく眠らせていただきました。
レースは最後尾からスタート。
後方からラスト5周まで脚を溜めて、集団から数人で抜け出し、最後の1kmの登り
でスパートをかける予定でした。
いつもお世話になっている某強豪大学の監督さんにアドバイスをいただいた通り
に、勝つための要素である末脚、スプリント、スピードを鍛えてきたので実はか
なり上位に食い込める自信がありました。

レース中盤までは消耗も少なく、元気いっぱいで、「いつでも行ける」といった
状態でしたが、ドリンクを取ろうとした周で補給を発見できず、水がないまま一周走ることになりました。

これが致命的でした。

この周回の登りで脱水で脚が攣ってしまい、何とか持ち直すも筋肉が損傷しており、ここから地獄の始まりでした。

「またやってしまった」

暑い日のレースでは毎回これに泣いてきました。
色々対策を講じてきましたが、また失敗です。一気に元気がなくなります。
レースは12周/20周。

チームメイトの村山も脱落して、孤軍奮闘。

集団も大量の落車、脱落で小さくなっています。ペースも遅い。
しかし逃げのとの差は広がらない。
チャンスでしたが、痙攣をおこして致命傷になるのは避けたいのでできるだけゆっくり走ります。

残り4周、マークしていた東大の浦君と日大の選手が集団から抜け出しました。
これまでも集団からの抜けだしはありましたが、集団も元気がなく容認している状態だったので、逃げれる確率が高いので、僕もするっと抜け出してこれに乗りました。

通常ならなんてこともないペースも、攣らないように使う筋肉を制限して走るととてもきつく、残り二周で限界を迎えました。千切れました。

浦君が強かった。敗北。

その周回の登りで完全に攣り、うめき声をあげてストップ、自転車から降りるのも一苦労。水も飲みほして回復を待ってると、一分以上差を空けた集団にも追い抜かれ、その後すぐ再スタートして、なんとか完走しました。


せっかくサポートしていただいた先輩方、同期、後輩たちに情けない姿を見せた挙句、信大としてのツールド北海道もプレゼントすることが出来ず、大変申し訳ないです。

今週末には全日本選手権エリートに出場しますが、なんとか完走をめざし、頑張ります。

また、気持ちを切り替えてインカレまでには最高の状態を作り、優勝を狙っていきます。

強い「信大」を見せつけてやりましょう。