信州大学 自転車競技部

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ツール・ド・美ヶ原 オオモリ

脚質は分からないが、心はクライマーの大森です。

今回は6月25日に行われたツール・ド・美ヶ原に参戦してきました。昨年に引き続き2回目の参戦。スタート地点が浅間温泉であり信大の松本キャンパスのすぐ近くなので、とても行きやすい。レースがかぶらなければ毎年出ようと思っています。


コース 距離21.6km 標高差1260m 平均勾配5.9%
Time 1時間11分50秒598(+10:24.609)
チャンピオンクラス 21位/44人出走


6時前 起床
6時20分までに 朝食(バナナ3本、あんマーガリンフランス2/3、エネルギー飲料1個)
6時30分過ぎ 家出発
6時40分 荷物を預け、20〜25分ほど適当にアップ
7時5分 スタート地点に並ぶ
7時30分 レーススタート

レース内容としては、激坂の一番斜度がきつい直線の700mほどのところまでは何とか食らいついていくも、そこからついていけず先頭を見届ける。その直線が終わってから脚が重い。9時10時くらいから練習して昼休憩でコンビニによって昼飯を食べてから、さあもうひと踏ん張りするかと乗り始めたとき並みに脚が重い。アップしてから時間開けすぎたかとか考えながら、何人かに抜かされて激坂区間をクリア。
そこからはスタート前に40代か50代かの昨年の年代チャンプと紹介されていた荻野さんが前に見えていたので、目標としながら走るも全然差が縮まらない。それどころか後ろからきたダンシング多用する人に抜かされる。1,2回ほど抜いたり抜かれたりするものの、お互い一緒に走る気はなく独走。
そうしていると、また後ろから迫りくる音がしてくる。第2給水所過ぎたあたりだったかな。斜度が緩いところでがんばって追いついてきている模様。すぐ後ろまでやってきたので、斜度が強いところで上げる。そしたら「そのペースじゃ垂れるぞ」と言ってきたが、もうすでに垂れまくってんだよーと思いながら置き去りにしていく。多分一緒に走りたかったんだと思う。後ろ振り返る余裕がなかったから誰か分からなかったが、誰だったんだろう。
「そのペースじゃ垂れるぞ」と言って自分が垂れていく(?)おじさんのおかげで、そこからは調子を取り戻していく。
中間地点のところからすでに霧。霧が濃いため、少し離れたら前の人が見えなくなる。人影を見失わないように距離をじりじりと縮めていく。
そして第3給水所までたどり着きペースを上げて、荻野さん、ダンシング多用マン、よく分からない人、高校生ぐらいの人を思い出の丘までに抜き去っていく。最後の高校生ぐらいの人はついてこようとしていたが、貴様にこの坂でこの重いギアを踏めるのかといわんばかりにちぎってきた。チャンピオンクラスに出場している以上、大人げないもくそもないのである。すまんな。
そこからは濃霧の下りにビビりながら1人でゴール。


正直1時間10分は切れると思っていた。去年は始めて1.5カ月だったから1時間16分台でもそんなに気にしなかったが、今回に関しては本当に残念な結果である。今回も西部に負けてしまったが、そんなことどうでもよくなるくらい激坂でついていけなかったのが悔しい。だが、チャンピオンクラスの人たちが激坂をどれくらいのペースで走るのかを体験できたのはでかい(最初らへんだけだけど)。直線の後もたまにつづら折りのところで先頭が見えて、もうあんなとこにいるのかとレベルの違いを見せつけられた。百聞一見に如かずとはよくいったもので、後でタイム見てほうほうと思うのとでは雲泥の差である(悪いな西部、来年は俺が勝たせてもらうぜ)。できたら美鈴湖からの登りの途中までついていきたかったが、実力が足らなかったのだから仕方がない。美ヶ原は家からすぐなので、来年に備えて練習していきたい。


次回からの改善点としては、レース前の準備とレースまでの調整法である。アップの仕方は完璧にミスった。せめてレースの15分前まではアップしとくべきだった。それにずっとつっ立てお話しするんじゃなくて、脚を伸ばしたり柔軟とかしたりしながらするべきだった。あとスタート前に少しおなかがすいてしまったので、スタート前にエネルギー飲料を飲んだり朝ごはんをもうちょい食べたり工夫する必要がある。
レースまでの調整法に関しては、5月21日の修善寺から始まり、5月28日に国体予選ロード、6月3日個人TT、1週とんで6月17にAACAいなべからの6月25日の美ヶ原だったので普段より多めに休息するようにしたが、休息をとりすぎたように感じた。変に休息入れるより練習したほうが調子いい気がする。この辺に関しては、ほかの人のブログとかを参考にして試行錯誤していきたい。あとは、短いのぼりやインターバルのような練習やレースが多くて、坦々と走る練習とかをしていなかった。今後はそういった練習もしていこうと思う。


地元の浅間温泉の人たちがとても温かく応援してくれたり、いろいろしてくれたりしたので、気持ちよく走ることができました。運営の人たちも盛り上げてくれたりと、とても楽しかったです。ありがとうございました。お楽しみ抽選会の特賞の30万相当のホイール欲しかった...。


7月末の白馬までレースはないので、これからはモチベーション維持のためにもオンシーズンのレースがない週は軽く練習のことも書こうと思います。