結果 クラス3B DNF
恒例となった反省会である。
そうはいってもクリテリウムの反省ももう3回目である。
さすがに書くことは少なくなってきた。
当日はホームストレートで追い風の向きに非常に強い風が吹いていたため、最初のコーナーを曲がってからは向かい風が厳しく、集団のスピードはかなり下がった。
以前の反省を生かして、向かい風区間では極力前に出なかった。
序盤から1人が先行していて、自分は追いつくべきかと思って先頭に出てペースを上げた時もあったが、ある大学の人に「逃がしておいて良い」と言われ、踏むのを止めた。結果から言えば正解だった。さすがである。自分の知識が無い事が以前に続いて露呈したレースだった。
それ以降は無難にこなし、最終周に入った時も余裕があった。「これはいける。本当にいける。」と思った。何度目だろうか。自信過剰なのだろうか。
コーナーが連続する区間に入ってからも前方をキープし、最終コーナーの一つ手前もうまく抜けられた。このときの気分は最高にハイだった。もはやゴールスプリントのことを考え始めていた。
最終コーナーでタイヤがパンクした。俺のレースは終わった。
あまりにも無情である。落車をした、前の人に引っかかった、くらいなら自分の走りが悪かったんだなぁ、周りを見れていなかったんだなぁ、と納得できる。
パンクはちょっと予想外だった。しかも、最終コーナーを出るスピードでパンクしてすぐに止まれる訳も無く、裂けたチューブがスプロケットに絡みつき、タイヤはロックし、借り物だったホイールのリムを削ってしまった。本当に申し訳ない。そのうえ午後に微積のテストの答案を確認したら酷い出来だった。このときの気分はこの上なくローだった。
もうチャンスは少ない。来年度になればどの大学にも強い1年が入ってきてとてもじゃないが昇格できなくなる。幸い春休みに入ってから練習量は増やせる。練習出来る場所は少ないけど。頑張ろう。
堀江
