信州大学 自転車競技部

信州大学自転車競技部のブログです!はてなダイアリーからはてなブログへ移行しました。日々の練習、試合レポートなどを綴っていきます!

国体予選ロード

5/28 国体予選ロード

今年は木島平村のサマーローラースキー場という、ほぼ地元での開催(家から5分の場所)に少し気合が入る。
とはいっても、85?という例年より少し長めの距離に苦手意識があるが。。


ということで、今回の目標は3つ
1.クラス2に昇格し浮かれたホリエ部長に勝つ。
1.普段トラックレースでは自分の事を舐めているホリエ部長に勝つ!
1.とにかくホリエ部長に勝つ!!

という3本の高い目標を立てて臨みました!


当日朝は霧雨で寒い。
家から会場が近い利点を活かして、家でできる準備は全部して会場へ向かう。
ぎりぎりまで体が冷えないように注意しました。
試走は前週の2days in 木島平でトータル70周ぐらいしたので全くせずとも十二分。


注意すべきは、消化器系トラブル。
先週の日曜日(ステージ2)では半分くらいの距離から、かなり気持ち悪くてしんどかった。
高温の気象条件の中、ゴール後にお腹がかなり冷えてたので、今回は事前にスポーツ用腹巻を購入し着用して臨む。

アップも平坦なのと距離が長めなのでサッカー場の周りを軽いギアで回る程度で済ませスタートラインへ。。。


ローリングで青旗が振られリアルスタート
元気のある高校生や成年がガンガン前を引くのだが、平坦であのスピードでは全く破壊力がない。
せめて45?/hオーバーぐらいは欲しいもので、後ろにいると上ハンペースなのであった。
ガンガン行きたい人は勝手にやってくれと僕の前でローテンションを回させる。

そうこうしているとホリエ部長が集団から脱落。。。
増田と共に集団から「ホリエーーー!!」と悲鳴に近い絶叫を上げる。
集団の先頭に立ちペースを抑え、彼の復帰を待つかかなり悩んだが、よく考えたらそんな義理はなかった。


5,6周もすると元気な人たちも落ち着きはじめ、ペースが遅くなったところでインタープロの選手がいい勢いで飛び出し集団に差をつける。
しかし、成年の誰しも追うそぶりを見せない。
増田に声掛けして追走を始めるが、彼はコーナーで前に塞がれたらしくついてこなかった。

で、インタープロの中田君に追いついて、後ろを見ると集団と結構な差が開いていたので、そのまま踏み続けることにした。
吸収されると思っていたが、なかなか追いつかれない。
残り60?弱という距離に不安が残るも、スプリントになると手強い相手である増田を後手に回すため、覚悟を決めて2人で回し続ける。
途中、相方がパンクして1人になりさらなる絶望に襲われるが、高校生の小出が一人でブリッジかけているのが見えたので、少しペースを落として合流させる。
すると、中田君もニュートラルから復帰して、3人で回し続ける。
このコースはすれ違いが多いので、集団の動きを見ながらペースを調整できたのが非常に良かった。
集団がペースアップしてるのを見たら、ペースを少し上げてタイム差が縮まらないように走る。
緩んでたらその逆で。


残り5周で少年の小出が先にゴールし、再び2人旅に。
逃げ切りもほぼ確定なので、勝負について考え始める。
相手のタイプがわからないので、最もオッズが高いであろうスプリント勝負を本命に、ほかの動きに対応していく作戦を決める。
最終集会の登りで中田君がペースを上げてくるも、素早く対応。
そのままゴール前まで後ろビタ付き。
ゴール前は向かい風だった。
よってギアは軽め、タイミングは遅めの捲り勝ちを狙って突っ込む。

しかし、意外と風が弱い。
ギアが軽くて並ぶまではいくも、抜け出せない!
気合で脚をさらに回転させて、さらに気合のハンドル投げで前輪を差し込む!!
なんとか勝った!。


久しぶりの1位。
こうして、文字に起こしてレースを振り返ると、成績の出たレースはかなり冷静に状況を捉えて走ってるんだなと反省。。。
これがいつもできれば良いんですけど、熱くなってしまったりでなかなかできないもの。
せっかく文字に起こすまでしたので、この反省を次につなげれたら。
敵を知らずも、己を知らば50戦くらいは危うからずかな


以上、OBのレポートです。
長文失礼しました。