信州大学 自転車競技部

信州大学自転車競技部のブログです!はてなダイアリーからはてなブログへ移行しました。日々の練習、試合レポートなどを綴っていきます!

AACA第6戦いなべ オオモリ

Nintendo Switchが欲しくてたまらないオオモリです。自転車用品の値段に慣れていると、Switchが安く感じてしまうのは私だけでしょうか。カネヒラの自転車があれば30個ほど買えてしまいますね(ゲス顔)。


さて、今回は6月18日に三重県で行われたAACA第6戦いなべの1-1と1-3に参戦してきました。次の週にツール・ド・美ヶ原があるので位置づけとしては練習としてのレースではあったが、1-1のエントリーリストにヤマモトゲンキという名前が書かれていた。自転車業界にあまり詳しくない自分が名前を聞いたことがあるってことはそういうことなんだろうと思い、それなりの準備をしていった。


まずは1-3。距離は2km×9周回の18km。
2kmの周回コースであるものの、スタートしてから下って180°カーブ→下り→細い道のコーナー6回→緩斜面の登り→少し下ってからの短い急斜面の登りといったコース。いつもレース前にアップをまともにしないので、アップがてらに参戦。
最初の下りは先導車がつき、登り始めの細い道を抜けたところからリアルスタート。スタート前はメイン集団に紛れて適当にゴールするつもりだったが、ファーストラップ賞や周回賞の関係もあり、みんな最初からぶっ飛ばしていく。
アップがてらのつもりだったのに、1-3こんなに速いんかと思いながらメイン集団らしき集団で過ごす。周回賞獲るために誰かが1人逃げてたかな。
途中登りのとこでペースが落ちたのでペース下げずにいったら、6人前後ついてきたので適当に逃げている人のところまで連れていく。追いついたときに誰かがカウンターアタックしてきたので一瞬ついていこうと出力を上げるが、これ以上脚を使うと1-1に支障をきたす気がしたので、やめて流す方向に。若干時すでに遅し感は否めない。思った以上に楽しかったので遊びすぎてしまった。悪い癖である。
そこからは後ろからきた人たちと最後適当にスプリントをしようと思いペースを刻むが、力が残ってなかったのかついてこなかったので1人でゴール。多分7〜10位くらい/約50人?出走。


次に1-1。距離は2km×23周回の46km。
1-3の後にキッズ限定フリーラン15分を挟んでからの1-1なので、もっとゆっくりできると思っていたが一息しかつく暇がなくゼッケンを替えてすぐに並ぶ。
1-3で割と疲れていたのとコーナーで詰まるのが分かっていたので、最後尾で少し遅れながら走行。

リアルスタートから一気にスピードが上がる。いつも(学連のクラス3レベル)なら後ろのほうにいてもどこかでスルスルと前に行けるのだが、1-1だけあって前に行けない。コースの影響もでかいか。
後ろのほうにいたらコーナーで大減速を強いられインターバル地獄。それに加え、力のない者やインターバルに耐えかねた人たちがどんどんちぎれていき、中切れの嵐。きつい。
淡路島合宿で一緒だった塚本さん(大工大)いるし大丈夫やろと思っていたら、なぜか下がってくる。どうやらメカトラだったらしい。このとき前との差がだいぶ離れていてなんとかブリッジするも、追いついたときにはすでに先頭のほうで逃げが発生。
1つだった集団もばらけ始める。後ろのほうは2,3人の少集団がいたりしたもののばらばら。
少しずつ抜かしていくと、誰かが自分と同じく息をしているものをかき集め、6,7人の集団が形成。自分は最後尾から生き残っていたので、これが最終集団であると自覚する。
そこからはペースが落ち着き、20〜23kmあたりまでは無難にローテを回す。しかし、自分が先頭のときに登りの前のコーナーでペダルを2連続で地面にぶつけてしまう。長野県の国体予選でも同じことをやらかしていたので、気持ちを落ち着けるためにいったん集団から離れる。
何回も同じ場所を曲がっていると段々慣れていき、前より速い速度で進入し自転車をいつもより傾ける傾向がある。そのせいで、いつもの感覚だとペダルを回しても当たらないところで当たってしまう。原因が分かっただけでも今回は大収穫である。
その後はまだ半分以上あるんかと思いながら(最後尾で)独走。集団の人に迷惑をかけないように最終集団の後方3〜5mを意識してついていく。本当は気持ちが落ち着いたら集団に復帰するつもりだったが、1人で走るほうが走りやすいことに気付いてしまったのである。空気抵抗はもろにくらうけど、コース自体が登りとコーナー多めの下りで平坦ほぼなしなので1人でも走れる。むしろ、自由にコーナリングできるし他の人のことを気にしなくていいので走りやすい。
最終集団の方たちがどれくらいのレベルの人たちか分からない(クラスは不明だがイナーメジャージとインタープロのジャージは確認した)が、登りでもうちょいペースが速くても大丈夫そうな感じではあった。寺尾曰く、ペースが落ち着いてからは前と後ろの間隔はほぼ同じで回っていたらしいので、序盤で前のほうにいれたら案外おもしろいところまでいけたのではないかと思ったり思わなかったり...。
途中から一人で独走していたものの、自分が失速せず完走できたのは目の前でペースをつくってくれていた最終集団の人たちのおかげだと思ったので、1番後ろでゴールしようと思ったが、ゴール前の急斜面で集団をけん引していた1人であるイナーメの人が急失速したので、その人だけ抜き1人でスプリントしてゴール。順位は分かりません。

レース後に一息つき1-2の選手の写真を撮りにいったら、腰が痛かったので伸ばしたら目の前が真っ白になり、少し離れたところで手をついていた。人生で初めて気を失いました。コースの近くだったので危ないところだった。腰を伸ばして後ろ加重になっていたのに助けられた。1-3から続けてだったこともありアドレナリンがドバドバな状態だったので気付かなかったが、割と無茶な走りをしていたんだなとレース後に感じた。今度からレース後はゆっくり休憩しようと思う。あと、減速を強いられるコーナーではギアを軽くするのを忘れないようにする。何回かし忘れて、腰とふくらはぎが死にそうになった。


そして、レース後に伊那の信濃路というお店でジャンボカツ丼チャレンジしてきました。無事DNF。冷静に考えれば、米3合にカツ350g(?)は多すぎた。味はすごくおいしいんだけど、米3合は無理ゲー。正直レースよりこっちのほうがきつかった...。しかしいいこともあり、レース後ずっと痛かった腰がおなかの膨れで痛くなくなった。信濃路つえ―。
食べきれなくてもタッパーで持ち帰れるようになっているので、このブログをみている皆さん、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。タカハシさん、タッパーがあるなら先に教えてほしかっ...。


明日はツール・ド・美ヶ原。今年からチャンピオンクラスに出ます。まだ実力が足らないのは承知の上であるが、チャンピオンジャージを目指すなら避けては通れない道。自分の限界を超えて戦ってきます。天気が微妙な感じなので、雨が降らないことを切に願う。もし、このブログを見ていて美ヶ原に出場する人は一緒にがんばりましょう。負けないZE。