信州大学 自転車競技部

信州大学自転車競技部のブログです!はてなダイアリーからはてなブログへ移行しました。日々の練習、試合レポートなどを綴っていきます!

市民祭とおんたけtt、そしてこれから。

かつらお以来のブログになるのかな。三年の下村です。正直このブログ書くのも迷っていました。なぜなら結果残せてない上にこれから先自転車続けていくかも迷っているからです。しかし中田がしつこくせがむので書いてみようと思います。詳細なレースレポートという感じでもなく、主旨としては自分の気持ちの整理のために書くようなものになるので読んでる人はつまらない内容になるかもしれませんので、その点ご留意ください。

 

市民祭

 

インカレ二日目の秋山のサポートに行った時に、阿部から市民祭があると言うことを聞いて急遽エントリーした。夏の高校生の大会に無理やり参加させてもらって初めて記録会に挑んだが、緊張から全くダメだった。その時から基準切りができなかった時点で今年のインカレ出場は不可能になった。とりあえず自転車との区切りをつけるために九月の群馬のロードに向けて練習していたが落車でなかなかの怪我を負ってしまった。どのみち群馬は大学からの許可が下りずに出場できなかったわけだが、怪我した時点で出場できないことが確定したのでモチベはだだ下がりだった。自転車との区切りもつかないままダラけてしまい、インカレ前に秋山と少し乗る以外ほとんど練習していなかった。エントリーした時点で2週間程度しか時間がなかったが、せめて来年の出場資格は持っておきたいと思って練習を再開した。市民祭はハロン、1キロ、4キロ全てにエントリーした。ただ基準を切るならハロンで切るしかないと思っていた。市民祭三日前に初めて一人でバンク練もした。その時の感覚では調子がよければ切れるかもしれないと感じていた。

結果から言うと3つとも切れなかった。

ハロンが12.3  1キロが1分16秒 4キロが5分26秒

寒い中でバンクコンディションも悪かったし、周りの人のタイムも軒並み悪かったので言い訳はいくらでもできるが、単純に実力不足だった。大声で応援してもらった阿部や、サポートで来てもらった秋山には申し訳なかった。

 

おんたけタイムトライアル

その市民祭の1週間後におんたけタイムトライアルがあった。もともと夏にやる予定のレースであったがコロナの影響で10月末まで延期した上での開催だった。2日制で1日目がタイムトライアル、二日目がヒルクライムだったが、トラックに向けて練習していた自分にとって登りは厳しいと思ったのでタイムトライアルにだけエントリーした。正直出る気はなかったが参加費無料ということとモチベを保つ目的で出場した。

結果はクラス3 60人出走で31位だった。

クリテリウムとかであればレースレポも書きようがあるが、タイムトライアルなのでただひたすら一生懸命走ったとしか言えない。結果自体はちょうど真ん中程度で納得している。面倒だったのだエクステンションバーもつけずに走ったが、ほとんどの参加者はつけていた気がするのでその中でこの順位は頑張ったほうではないかと思う。中田はこのタイムトライアルでクラス2に再昇格した。おめでとう。

2日目のヒルクライムにはサポートで参加した。といっても上で待っていただけだったが。ヒルクライムでは井上がクラス2に昇格した。同じ学年の仲間が一気に二人も昇格した結果となった。

 

ヒルクライム終わった後の帰りの車中で色々と考えていた。二人の昇格はもちろん嬉しかったが、同時に自分の実力のなさに呆れていた。死ぬ気で練習して昇格出来なかったら悔しくて腹が立つだろうが、自分がその感情になることはなかった。もちろん腹が立つほど練習していないからである。自転車競技には才能なんかいらないという言葉があるが、その通りだと思う。球技系の競技と違って基本的には体力と精神力の勝負であるからだ。自分は才能ないから昇格できないなどという言い訳できる立場ではなかった。よくよく考えれば中田と井上は一年の時から昇格を狙える実力を持っていたし積極的に練習していた。その根底にあるのは自転車が好きだという気持ちなんだと思う。自分は一年の時は正直嫌いだった。先輩達は全員強かったし同期のほとんどが自分より強いのが当たり前だった。大会に出てもdnfのお祭り状態でなんの達成感も得られず、周りのリザルトを残した人たちとの疎外感をいつも感じていた。それでも辞めなかったのはやっぱり根本的な部分では自転車が好きなんだと思う。高校時代に帰宅部の自分が初めてやってみたいと思った競技であったし、大学で運動系部活をやってるというしょうもないプライドも持っていたからかもしれない。唯一達成感を得られたのは二年の白馬のときだと思う。あの時初めて学連レースで完走できた。その時からやっと自転車が楽しくなってきたのかな、冬でもそこそこ練習していたと思う。それでも他の人に比べるととるに足らない練習量だったのだとリザルトが結論づけてくれたわけだが。

 

何が言いたいのかさっぱりわからないと思うが、書いている自分もよくわからない。こういう文章になることが目に見えていたからブログを書くつもりもなかったのであるが… 。

しかし、今おんたけが終わってから過去最高に練習のモチベがある。そしてわずかではあるが実力の向上をパワーデータが示してくれている。もう大会も記録会もしばらく予定のないなかで、謎のやる気が出てくる。とりあえず乗れる時にほどほどに乗って何か目標が見つかればまたブログで報告したいと思う。

 

 

最後に

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この写真は市民祭の時に撮ったものであるが、お気に入りの写真だ。同期と後輩合わせてこれだけしかいないのは寂しいが、みんなで頑張って信大競技部を盛り上げていきたいし、後輩達は二人とも才能あふれる部員なので頑張ってもらいたい。

 

レースに行くと他大学の知り合いと話ができるのも楽しみの一つであると思う。それに、全く知らない人とも繋がりができることもある。おんたけタイムトライアルの時のことであるが、コースを試走したあとに車に戻ってくるところで前輪がパンクしてしまった。出走まで時間ないなかでめちゃくちゃ焦っていたが、自分らの隣に樫木祥子さんという女子ロードのナショナルの方がいらっしゃった。自分の困り果てた状況を見てすぐにレーゼロを貸してくださった。本当に助かった。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

では、しばらく自分の人生と自転車との折り合いに迷って生きていきます。