信州大学 自転車競技部

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インカレ2018~ロード編~@テラヲ

おはようございます。バイト8連勤4日目の朝です。お待たせしましたインカレロードのレポートです。

インカレロード 11/13周完了時DNF 140km 4:10:35 NP258w
終わった後に言える事だがトラックが終わってからロードへのモチベーションが全く無く一週間自転車に乗らなかった。俗にいう燃えつき症候群ってやつ。コースもより複雑になったし登りも増えた。何より迂回路が危険すぎた。気持ちを持っていくことが出なかった。初めてnew美麻コースを試走した後に「今年はトラックがんばろ」って自然と口から出てきてしまった。


8/27からツクバ合宿にスポット参戦させてもらうが一週間ぶりの実走で当然脚は回らない。インカレ前の状態じゃねぇなぁと。
直前は阪大メンバーと松本周辺で練習。ここで大口沢の登りが5分6倍とほぼベストに近いパワーが出せている事に気づく。練習量に反して身体は調子がいいのかもしれないと少しだけ自信になった。


前日の夜は大盛りのブログを読み興奮してしまったのであまり眠れなかった。テラヲは寝ないほうが強いので特に問題は無し。仮眠レベルの睡眠を取り5時に起床。白米2合を納豆と共に詰め込んだ。レースが10時なので消化するために早めに食事を済ませておくことを心がけた。食事だけは一週間前から気を使っていたと思う。

会場入りすると高橋監督がブース設営や補給地点の確保を済ませていた。
ゼッケンをモエチャンに付けてもらい女子マネにゼッケンつけてもらうという夢が叶った。やったね。
検車もそれほど並ばずにこなしローラーでアップを済ませスタート地点へ。アップのBGMはヤバT。先日の白馬入賞はヤバTのおかげだと確信している。ヤバミバミバミバミバミガフカミデェ〜
近くに仲のいい他大勢も多くリラックスしてスタートを迎えることができた。クラス2の中では中盤辺りのスタートだと思う。


去年と同様ローリング→一旦停止→リアルスタートという流れでレースが始まった。ローリング中は落車が自分の近くで一回。他にも学校名は伏せるがハスッたりフラついたりで危ない選手がたくさん。頼むから真っすぐ人の後ろ走れるようになってからレースに出てくれ。
一周目はそこまで早くなかったが二周目の180ターン後に170人の集団が一列に伸び中切れが無限に起こった。ここで終わるのは悲しすぎるので出し切る覚悟で追っかけ斜度が急になる直前で復帰できた。去年のペースアップなんか比じゃないほどキツい。緩斜面を7倍、急斜面は集団に追いついたが6倍近いパワーで踏まされることになった。5分一発だけなら耐える自信があった。そして耐えた。それ以降は集団が逃げを容認したのでペースは落ち着き比較的楽に走ることができた。180ターン前に位置を上げると登りで踏まずに集団復帰ができることに気付き脚を温存する。位置取りだけなら信大で一番うまい自信がある。

途中大盛りが前にいたので追ってみると二人で飛び出す形になった。大盛りの後ろを走っていただけなのに…。彼は集団走るのほんと向いてない。一応「逃げ追ってみる?」と聞いてみた。答えはもちろんnoでおとなしく集団に戻った。一度前に出たおかげでその後はペースアップにも対応できるいい位置で走れていたと思う。補給も3か所に分れてもらい下でオーダー、上二つで受け取りという最高のサポート体制だった。


レースが後半戦に差し掛かるとメイン集団がじわじわとタイム差を縮めにかかる。アタックも散発的に発生し一周あたり5〜20秒ずつタイム差が縮んでいった。急激にペースが上がった訳では無かったが距離による疲れやモモの攣りで9周目の登りで千切れてしまった。近くにかわいい後輩の小林がいたので話しかけるとかなりキている様子。余っているmag-onを渡し背中を押して完走してこい!と集団に押し戻した。ここで自分のインカレロードは終わる予定だったが小林をみたら元気が出てしまい押し戻した集団に復帰してしまった。レース終盤はタイム差10分まで足切りされないのでこの集団にぶら下がっていればワンチャン完走できるんじゃ?と淡い期待を抱きながら走る。補給地点で小林が遅れてしまったが僕は優しいので平坦区間で小林を待ち集団に引き戻す。復帰した集団はキョウサンガクインアサヒアサヒアサヒって具合。10周目の登りで先頭との差が8分以上開いたところでこの集団から信州2人でドロップ。小林が切れると寂しいので登りはゆっくり登り平坦で自分が頑張る形で残り3周の周回板。最後は学連ハイエースに煽られながら11周完了時にレースから降りた。


距離で比較すると去年より+45km。コースの難易度が上がっている事を考えると成長は感じられた。しかしインカレロードに向けて!という練習は全くと言っていいほどしていなく気持ちがトラックに向いていた。バイクを降りた後は2週間前の燃え尽きた自分が情けなく涙が出た。練習すればよかった。後悔して泣いたのは初めて。そして大盛りが宣言通り完走してまた泣いた。大盛りに泣かされたのも初めて。
トラックに向けて練習していたのにロードが案外走れたので自分はやっぱりロード選手なんだなぁと思った。でもトラックはトラックでクソ楽しいので来年は団抜きもオムニもロードも全部悔いなく走り切れるよう気合い入れて臨みます。


またトラック、ロードを通して監督、マネージャー業をこなしサポートして下さった高橋さん、補給班エース阿部、毎周バカでかい声で応援してくれた中野、写真を撮ってくれた古平さん、こき使われてくれた一年生ズをはじめみんなに感謝しています。おかげで選手一同頑張れました。
中でも高橋さんがいなければこんなにスムーズに全員が動くことは無かったと思います。本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いしますね!

あとこのインカレをもって部長を兼平に引き継ぎました。一年あっという間でした。がんばれ金ぴっぴ。今後は老害として一年生の指導に勤しんでいく所存です。一人くらいは今年度中に昇格させたいなぁ。

気付いたら2000字を超えてしまいました。まとまりの無い文章ですみません。それでは最後に一言。

「白馬クリテで入賞したので冬のクリテで昇格します!」