信州大学 自転車競技部

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インカレ オオモリ

大森です。上位に食い込むことはできませんでしたが、無事完走することができました。今回サポートしてくださった方々、背中を押してくださった方々、チームメイトのみんな本当にありがとうございました。たくさんの声援に力をいただきました。補給に関しても、今までちぎれてからの補給しかしたことがなかったので不安でしたが、高橋さんと阿部のおかげでほぼ完ぺきな補給ができました。特に高橋さんに関しては、監督会議に場所の確保にサポートの指示などいろいろな面で助けられました。高橋さん無しでは信大から完走者を出すことはできなかったと思います。ありがとうございました。もう一人の補給員である兼平の姿をレース中一回も見ることはなかったが、後々思い返してみたら後半に坂の上の方で「がんばれ、大森さん!」と聞き覚えのある声での声援が兼平だということに気付いた。一回も補給することはなかったけど、声援ありがとう。部長がんばれ。


Result 174.2km(13.4km×13周) 26位/32人完走167名出走
3周目(?)くらいに逃げが発生。このとき逃げに乗れる位置にはいたが、ぱっと見10人いないくらいだったため、序盤から脚を使いたくない自分は冷静に見送る。後から思ったが、集団で走るのが得意ではない自分は逃げに乗るべきだった。そっちの方が180度ターン後の登り返しでフルもがきしなくていいし、ペースがきつかったら無理についていかず集団に戻ればいいし。
そこからは自分の意志とは裏腹に、メイン集団の登りのペースが露骨に遅くなる。自分としては、集団の人数が多すぎて走りにくいし180度ターン後の登り返しでフルもがきしなくていいくらいの人数にしたかったが、自分一人ではどうしようもない。レースで100kmさえ走ったことがないので、できるだけ脚を温存したかったこともあり集団の一番前に出るつもりはなかったが、あまりの遅さに我慢できず何回かメイン集団の前に出てしまい1人飛び出している感じになるが、南関門辺りの平坦と下りで追いついてもらい、いい感じの位置につけるようにしていた。だが、新しく追加された登りに行く頃には後ろの方に下がってしまうというなんとも言えない感じ。
そんなこんなで走っていると、80km過ぎたあたりの登りでまず一回脚が攣る。あぁー、マジ?まだ半分以上あんだけど…。やべーす。みたいな感じになり、次の登りでまた脚が攣る。これ最後までもつかと思いつつも、案外走れる。限界なのか限界じゃないのかよく分からない状態。
9周目(?)くらいからメイン集団の雰囲気が変わり始める。180度ターン後の緩い登りで日大のアタックが入り日大3枚京産3枚の後ろに自分がつくが、結局アタックはすぐに中断され軽くローテを回す。多分ここで寺尾と小林はやられた。知らんけど。
この後はスタートゴール地点付近を先頭付近で通過し右カーブ後の平坦でも先頭付近をキープできたので、メイン集団の先頭でローテを回す。その後どこの登りか忘れたが追走が始まる。自分も乗りたかったが、脚が攣ってしまい見送ることしかできなかった。心も体も行けと言っているのに、反応できなかった。
その後の周回で前の集団と1分差まで詰まって、180度ターンのところにいる前の集団が見える。ブリッジできる距離にいるけど、したら確実に脚が攣って動かなくなる気がして踏み出すことができなかった。2度目のチャンスも不意にしてしまった。
ここで2度チャンスを不意にした自分のいる集団は、タイム差が1分差に詰まって脚切りまで余裕があることと残り周回が少ないこともあり、登りゆっくりの平坦下り回しての完走を目指す形に移行。その後も何回か脚が攣り、2回くらい完璧に脚が止まってしまったが登りのペースが遅いので気合で集団の後ろに張り付く。ラスト1周で日大ともう一人が飛び出したが、ついていく余裕はなくそのままのペースで行く。何人か登りで前に行ったので、自分も脚が攣らないように細心の注意を払ってダンシングで軽く飛び出すが、登り終わった後で追いつかれる。結局集団でラストの坂に突入。結果26位ゴール。


攣った原因として考えられるのは、前半水分補給をそんなに意識して摂ってなかったこと、前夜3時過ぎまで寝つけず2時間弱しか寝れなかったこと、180度ターンのところで後ろの方に位置していたときアタックや逃げや追走がいつ起きてもいいように登り返しでフルもがきしていたこと、フロントの変速の調子が悪くインナーからアウターに変えるときアウターに入らないのでリアを重くしたらアウターに入り一気にギアが重くなり脚に負荷がかかっていたこと。改善できるところは改善していきたい。


今回無事に完走することができたが、悔しさが残るレースでもあった。2度チャンスがあったのに、2回とも踏み出すことができなかった。自分の弱さを痛感させられた。今回インカレを完走するということがどういったものかを経験することができたが、もっと先の世界、自分の知らない世界が見たい。そう思ったレースであった。


久しぶりにまともにレースレポート書いた気がする。


P.S. レース当日の朝の体重55.2kg