信州大学 自転車競技部

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行田クリテ くまの

レースレポートですが長いです。前置きが長いです。読まない方がいいかもしれません。
最初に忙しい中サポートに来てくださった小平さん、車を出してくださった監督の高橋さんありがとうございました。

前回の袋井の落車の後傷口は膿み体調が最悪で二週間寝込んでおりました。
擦過傷の治りが自分はかなり遅いので(骨はすぐつく)化膿止めに頼ってなんとか復活
寝込みながらかなり自分の中で競技に対する姿勢について考えていた。で得られた結論
「アプローチを変えてみよう」
主観的に練習してる気になってないか、練習時間に対するフィジカルの変化はどうか、自分には知識が圧倒的に足りていない、ということに着目
具体的に変更してみたこと
・パワーメーターの導入によって数値を基に練習を組み立てる
・プロのポジションと自分のポジションの比較
体幹の使い方
・トレーニングに対する休養、摂取の仕方
だいたいこんな感じ
・パワーメーターの導入
 これが一番大きな今までの練習環境からの変更点
 今までの練習ではstravaのセグメントのタイムの比較などでこのくらい追い込めた!という感じだった。インカレの後、旅館バイトに週7で入れられていたのでパワーメーターの導入を決意した次第です。購入したのはstages左クランク。導入に当たってテラヲから「パワートレーニングバイブル」を借りひとまずはメニューをこなしていた。(未だに返していないけど今度新品で返すから許してください)
 学生であり授業、実験、レポートがあることを考えると一日のTSSを100~150くらい積み重ねていくことを目標に据え、週5の練習を行なうことにした。短期的、中期的な目標としてクリテリウムシリーズ、神宮外苑クリテリウムで活躍するにはVO2max域での耐性を高めること、長期的にインカレで活躍するためにFTPの上昇を目指すこと、を意識した練習が求められる。そうなると5分走×6、高瀬川での17kmTT−5分走−1分もがき−2分走−大口沢が練習効率が良かった。自分としてはCP曲線に沿って各ゾーンでの練習を行なうのが充実感がある。(ホントに強くなるかは別として)

・ポジションの見直し
 4月にBIKERANCH様、立道さんのご厚意でフィッティングを受けたが、より効率のいい出力のためのポジションを探した。理想は力感なく出力を保つこと。自分のレース中の写真を見てもなんか癖ある。出力の仕方に違いがあるんだろうけどとりあえずポジション合わせたらいい感じになるんじゃね?というノリで試行錯誤
 とりあえず有酸素運動である自転車で呼吸を保つのは必須なので肺活量を保てる位置に腰を置き、ならサドルはここになって、腕の位置はここで.....
 むずかしいわ
 また、立道さんのご厚意でpioneer 172.5 mm 両側クランクを使わせていただくことになったため微調整は続いた


photo by @yuichi_photos
 ステムが長いので全体的に倒れている感じ、もう少し後ろに乗せられたらいいのでは

体幹の使い方
 レースレポートなのに前置きで1000文字越えてきてますよ。もう少しおつきあいください
 いままでの人生で体幹の使い方は腹筋とかデッドリフトとかで締めて使うというイメージだった、だからいまいち自転車で体幹が分厚くなる人のイメージがわからなかった。
 で、ふと空気吸えば分厚くなるのではと。小林の背中とか「空気吸ってますよ!」て感じだし
 思い立ったが吉日ということで 2 L ペットボトルを吸ってつぶして膨らましてつぶして膨らまして、続けるといい感じではある。特に17 km TT にて後半でも四頭筋に頼らず出力を出せているのです。おすすめ。

・トレーニングに対する休養、摂取の仕方
 「トレーニングは食事と睡眠を含む」という概念が薄い人は多いと思う。筋トレの仕方にはうるさいのに昼飯は背脂浮きまくったラーメン食べてる人とか。わからないでもないけど
 知識が足りないのは競技をする上でディスアドバンテージでしかない。全ての不利益は当人の能力不足というか。(なんか自転車って落車にしかり、この色濃いですよね)
 指導者がいる環境ではない。なら自分で探すしかないので手始めに西園良太氏訳の を熟読。本当に面白い。某ブログにも書いてあったがこの本を読んでソファでふんふんなるほどとわかった気になっているのでは意味がない。読んだことを実践していく過程が重要だと思った。
 小林はいち早く買っていたし、最近は栄養学の本読んでいるようだし強くなる人は強くなる理由がやっぱりあるんだな
 とりあえず自分は鯖食うと調子いいことがわかった

ここまでがこの一ヶ月やっていたことの概要。長々とありがとうございました。

ではやっとこさレースレポート。

RCS#9 浮城の町行田クリテリウム
class 2a 12位 +19s
4時集合にテラヲは5:10に来た。5:30発で二時間で行田についた。え?
レース前は消化にいいもの食べたいのでヨーグルトにフルグラ入れたもの、モツ煮にご飯入れたものを食べていたらゲロ食ってると言われ、myproteinのbcaa tropical fravor + creatine を飲んでいたら尿飲んでると言われた。やかましいわ
アップは一時間前から三本でだんだんと温めていった。隣でパワメ買ってテンション上がってる大盛りがうるさかった。
2aにはスプリンター増田さんとクライマー大盛りと共にエントリー。自分は最後のバックストレートでの逃げを狙うイメージで出走
スタートからホールショット狙ってく人が多い、大盛りはクリートキャッチできず消えていた。最初はたぶん30番手くらい。前に並ばねばならなかったと後悔しても遅いのでこつこつあげていくことに。ミートバイバイしてた人やポケモンマスターの近くにいても未来はないのでとにかくこつこつ。
第一コーナーでもがき後ろについて第二コーナーでもがき、第三コーナーでもがき流れて最終コーナーはもがいてたれる人々をまくって巡航して第一コーナーでもがきといった感じ

Ride (power output , W'bal , speed)
 後方から上がるなんて一番へたくそな走りでインターバルかかるわ、先頭10人に追いついたのは残り三周くらいだったと思う。走っていて思った、
「今月750w以上出すインターバルなんてやったっけ」
そう。インターバルなんてやっていないのである。クリテ前なのにインターバルをやっていないのである。10秒もがき×50 なんてやってないっす。今月の最大出力900 w です。なめてんのか
最終コーナーの立ち上がりは先頭集団から毎回おいて行かれて巡航して追いついてコーナーへ
パワーが違う。最終週のジャンを聞きながら後方は彼方、前には12人。けれどここから飛び出せるイメージは全くわいてこなかった。案の定ペースが上がりおいて行かれた。

最後は落ちてきた法政の選手をちぎれずまくられて12位

パワーデータ概要
下手すぎて言葉もない。どう見てもNPが高すぎる。無駄足使いまくって最後の勝負の土俵に立てなかったのが本当に悔しい。もっと前で展開せねばの一言に尽きると思う。またコーナリングでもう少し稼げるところも感じられた。
左が相変わらず強いが右の接線方向のトルクが練習と比較してもかなりわるかった。左回りのレイアウトだとしてもこぎ出しのタイミングなど改善点は多い。

次戦は12/9の幸手クリテリウム
行田よりもかなり流れるコースなので位置取りその他諸々注力していく

長々と乱文乱筆失礼しました。

p.s. stages r6800 左クランク 走行距離400km 動作良好 4万円でほしい方いませんかー