信州大学 自転車競技部

信州大学自転車競技部のブログです!はてなダイアリーからはてなブログへ移行しました。日々の練習、試合レポートなどを綴っていきます!

ツールド熊野参戦記(2) 小林

>3日目

ついに本大会の山場ステージの日がやってきました。

スタート前は昨日よりもリラックスして準備することができました。

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photo:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

スタートして20㎞程はアップダウンが続きそれが終わるとついに千枚田2回と札立峠1回の山岳が始まります。獲得標高は1600mくらいなので楽勝かと思いきやかなりきついです。

まず、最初のアップダウンの区間千枚田下ってからのアップダウンの区間がとてもきついです。前に前にという気持ちはあるのに周りの選手の圧に押されてなかなか前に上がれないで、登りに入ると本当に千切れそうになります。集団の後ろがこんなにも怖く感じたのは久しぶりです。

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 photo:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

平坦や下りのペースは本当に次元が違います。平坦は学連のレースなどでは後ろについていれば全然つらくないのですが、このレースでは平坦はおろか下っていても後ろは引き千切られそうになります。文章では伝わらないと思いますがほんとに半端ないです。

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 photo:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

登りはもちろんきついですが、意外にもレース中一番リラックスできた時間かもしれません。登りはスピードが落ちるのでひたすら自分の走りに集中することができます。この時くらいしかペダリングがどうこう考える機会はありません。

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 photo:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

自分は学連でもたいして登りが速いわけではないので一瞬で千切られてしまうかと思いましたが最終グルペットに残るのは全然余裕でした。千枚田は登りが終わる直前にシマノの入部さんが追いついてきたのでそれについていったらちょっときつかったですけど、一番長い札立峠では最終グルペットで足を休めながら登ることができました。

ここまではすごく順調に来ていて完走は間違いないかなと思っていましたがこの札立峠の下りで思わぬハプニングがありました。
下りの速い外国人選手2人に無理についていこうとしたらきつい右カーブで前転してもう少しでがけから転落するところでした。落車DNFです。

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いつもの落車だったらアドレナリンの力で全然痛みを感じないのですが今回は強烈な痛みを感じて足がとれてるかと思いました。結局足は取れていませんでしたし大きな外傷もなかったのですが、かなりひどい打ち身をしてしまったようで落車から6日たった現在でもひどいアザと腫れでまともに歩くこともできません。

2日目のステージよりは明らかに調子は良かったしかなり足を節約できている感じはあったので本当に悔しいです。youtubeのコース動画で大体のイメージはあったのですが勾配のきつさや道幅などが分かっていなかったので、前の人の減速具合だけで次のコーナーのきつさを判断していました。落車したコーナーは外国人選手がかなりの勢いで突っ込んだので緩いコーナーなんだろうと思ったら相当深いコーナーで軽いパニックになったのが落車の原因だったと思います。

試走ができない分しっかりと危険なコーナーの特徴を頭に入れておくくらいのことはしておかないといけなかったと思います。僕の準備不足でAACA選抜チームの完走の夢は立たれてしまいましたし、一緒に走っていたグルペットの方にもご迷惑をおかけしました。反省して次回に生かしていきます。

 

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photo:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

最後に数々のサポートをしていただいた鈴木さん、池田さんそしてチームのみんなには本当に感謝しています。ありがとうございました。

そして、来年は完走するので来年も選んでください!!

ツールド熊野参戦記(1) 小林

お久しぶりです。

今週は怪我で学校にも行けないありさまなので先週参戦したツールド熊野についてのブログを書こうと思います。

 

>1日目

初日は700mの短いTT。
普段はトラックなど短距離強化のメニューをしていないので全然自信はありませんでしたが、全力でやれるだけのことはできたと思います。

結果…55秒75 82位/101人出走

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Photo: Tour de Kumano 2019

 

トップが学連でおなじみの沢田さんで49"30のコースレコードを出していてカッコよかったです。

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Photo: Tour de Kumano 2019

 


>2日目

インターバルのきついコース

 Number of km: 100.4km

 Avg Speed of Winner: 45.5km/h

前日が短いプロローグだったので疲れも全くなくフレッシュな朝です。

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photo:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

朝起きてまだ眠そうなAACA選抜で一緒に走る内田君に
「今日はチャチャっと完走して明日の山岳ステージでかっこいい走りしようね」
みたいな舐めたことを話していた覚えがあります。

この日は学連レースとは比べ物にならない位くらい長いパレードランがあって18㎞くらいゆっくりと走りました。
周りのプロ選手たちはとてもリラックスしており、互いに調子を聞きあったり今日のコースについての愚痴を言ったりしていました。
僕はそんな中でできるだけ前でスタートするためにかなり神経を使いながら走っていました。

スタートラインで15分ほど止まってから2回目のパレードがスタートしました。これは1回目とは違って結構ハイスピードガンガン前に上がっていく選手に押しのけられてかなり番手を落としてしまいました。

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photo:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

僕らのチームは完走してより多くの経験値を得ることが目的なので特に前に出て仕事をしたりということはする必要がないので平坦ステージの本コースはたいしてきつくないだろうと高をくくっていましたが、ペースが異常に速い。平坦区間だけだったら平均48㎞くらいだったと思います。

最初の何周かはかなりつらいインターバルの連続でしたが中盤は比較的落ち着いて少し足を休めることができました。

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photo:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

レース展開は最初に7人くらいの逃げができてそこに何グループかがブリッジして最終的に20人くらいの大きな逃げ集団ができてこれがガンガンメイン集団とのタイム差を広げていって逃げ切りました。

最終周回に入るとタイム差がタイムオーバーぎりぎりになってきてペースがグッと上がりました。自分の感覚的には足が十分残っているような感じでしたが実際に踏んでみると足がスカスカで平坦区間でかなり足を削られてしまい、残り7,8㎞のところで集団から遅れてしまいました。

足がほとんどないのにも関わらず結構出し切ってしまい、ゴールまでたどり着けるのか心配でしたが、後ろから追いついてきたグルペットに合流して最後はチームメイトの竹村さんに引っ張ってもらってゴール。

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photo:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

最後の最後に足が無くなってしましましたが苦手なインターバルのコースにしてはよく頑張れたと思います。

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国体予選トラック@秋山

まずはじめに、フレームを貸してくださった西部さん、急なエントリー変更に対応してくださった長野車連の方々、ありがとうございました。

B基準をきるべく、ハロン、1キロ、4キロにエントリー。参加者も運営側も見知った顔ばかりで、緊張でガッチガチの松本トラックの二の舞は避けられた。帰宅部上がりが一番鍛えなきゃいけないのはメンタル。これはマジ。いやいや走らされた体育祭の選抜徒競走とはわけが違う。あのヘッドスライディングして一位とった時くらいリラックスできればもうチョイタイムでるかも…なんてこと言ってる暇あったら練習します。はい。初日の一発目はハロン。松本トラックよりはだいぶマシだったが、それでも基準には遠く及ばず。ハロンは上での加速を改善しないといつまで経っても基準切れない。難しい。

次は1キロ。正直ハロンで基準狙ってあとは程々に…と思っていたがそんな訳にはいかない。スタートで一歩目を踏み込むと後輪がずれ、ひっかかり転倒。同時出走だった大林さんごめんなさい。堀江さんと増田さんに助けてもらい、手首とケツが痛かったけど気を取り直し再出走。次からはチェーンびきをつけてもっとしっかりチェックします。


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1キロは最初から全力でいき、耐えるだけと言われているので最初から出し切るつもりでいくが、いつも1.5周でキツくなる。残り半分をできるだけたれないように踏みながらゴール。B基準まで1秒届かず。まぁはじめてこのフレームにDHハンドルで走ったのが木曜日ということを考えるとそこそこなのか?しかしタイムを知るともうちょっと踏めた気がしないでもない。スタンディング等改善点は多いので早く基準きれるように頑張ります。

1日目最後は4キロ。4キロを測ったのが10月くらいの6分半の記憶しかなかったので記録なしで提出したら出走が4番目になってしまった。同時出走は岩佐さん。ツーラップされるのを覚悟してスタート位置へ。「ラップするとタイムロスになるからがんばって」と言われてガクガクブルブル。ペース配分も分からず5.5を目安にというアドバイスを頭に入れてスタート。タイムは阿部が読んでくれたが違う人だったらもっと遅いタイムだっただろう。叱咤激励ありがとうございます。4キロは12周もあるのでとにかく長かった。残り7周からが永遠に感じた。どんどんタレていき、5分23秒くらいでフィニッシュ。呼吸の仕方がわからなくなり、無理に吸い込んだら吐く寸前までいった。こんなにキツいのは初めてかもしれない。あ、ちなみにラップはされませんでした。残り半周で視界の端に岩佐さんが見えた気がするけど…


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ポジション改善の余地ありかな…

二日目はなにも出ないつもりだったが、せっかくなのでスクラッチにエントリー。夜にいろいろアドバイスもらったのを頭にいれつつ…といきたいところだったが初めての競争種目、転ばないか転ばせないか不安で仕方なかった。しかしメンバーが見知った顔ばかりでまぁなんとかなるかなと。スタート位置に向かうが、まずフェンスにつかまるのが怖かった。最後尾からスタートし、普段のローテ練のような感じでレースが進む。自分の番が来たときにふと、「逃げてみたら?」と言われたことを思い出し踏んでみる。後ろについていた堀江さんが来ているのが見えたのでやっぱそう簡単に逃げられないかーと思ったが、「二人!二人!」という声が聞こえ、自分程度の逃げでは誰もつぶしに来ないことを知る。堀江さんと二人で回しながら数周(5〜6周くらい?と思いたい)逃げたが、ケツがキツすぎる。「まだいける?」と聞かれて無理ですと言ったのがスクラッチでの反省点。もっと頑張るべきだった。吸収されるが足がなくなり千切れる。同じくちぎれた人と二人で回すがそのうち一人旅になり、残り2周でDNF。悔しかったが弱いなりにチャレンジできたのでよし。勝ったのは堀江さん。強すぎる。初めて逃げてみたが楽しかった。堀江さんありがとうございました。

更に人数不足のケイリンにも出ることに。エントリーは3人しかいない…ルールもよくわからず先頭スタート。兼平さんの後ろからスタートしてみたかったなぁ。先導が外れたので踏んでみるが当然ついてくる。ワザとペース落とすとかすればよかった。後ろ振り向いたら右に膨らんでしまったのは反省。残り一周で後ろで兼平さんが上に登っているのをみて戦意喪失。あの瞬間踏み出せば少しはついていけたかもしれない。タレながら一周走り2着でゴール。世界のらいとプロに「秋山さんもうゴール前で諦めた顔してましたよ」って言われてしまった。まぁこれも経験値を稼げたと思うし走っていて楽しかった。その後はポイントレースを観戦して終了。閉会式では兼平さんと堀江さんが賞状いっぱい貰ってたので一枚借りて集合写真を撮ってもらう。次は自分の賞状で撮ってもらいたいです。

今回の大会は総じてリラックスして臨むことができた。早く基準がきれるように練習したいと思う。1キロのほうがきれるかなぁ…いつもお世話になってるメンバーのためにも、早くきれるよう頑張ります。撮影とサポートしてくれたマネージャー、ありがとうございました。首が4キロでちょっと痛くなった…

栂池高原HC @ナカタ

世間はTOJ、学生は選手権クリテで盛り上がってる裏で、イナーエと共につがいけサイクルクラシック2019に行ってきました。(どうでもいいが、はじめつがいけって読めなくてぼちって読んでた。)

平均勾配7%ちょい、17.1kmのコースで前半2kmが10%くらいあり、平坦を挟んだのちにあとは6〜8%の速度が乗るようで乗らない坂が延々と続くなかなかキツい峠という印象。

キツさで言えば美ヶ原の方が上だが美ヶ原の方がコースのメリハリがはっきりしている分個人的には走りやすいかなと思った。慣れてるからそう感じるだけかもしれないけど。

最近の悪い流れを断ち切るべく、そして地元美ヶ原で良い結果を残すためなんとか栂池で感触を掴みたかったがスタート直後から既に先頭についていけなかった。

井上の姿は目視できる範囲に捉えていて、緩斜面で1度追いついたけどそのあとの8%区間で離されここで一気に力が入らなくなった。そのあとは後ろから軽やかに登ってくるクライマーの方達にバンバン抜かされながら耐えに耐えて命からがらゴールにたどり着いた、という感じ。

一般に栂池のタイム+10分が美ヶ原+5分が乗鞍のタイムに相当し、すると今回約63分だった僕は美ヶ原73分ということになり、つまりそれは去年と全く同じタイムなんですよね。

なんかもう、最近ずっと亜亜亜亜亜亜亜亜亜ァァァァア‼︎‼︎って感じです( ;  ; )

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この写真めっちゃ気に入ったので会場で衝動買いしてしまった笑 これで優勝でもしてればな〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木島平2days 軽くまとめ 熊野


5/18,19に長野県下高井郡木島平村で開催された二日間にわたるステージレース「木島平2days」に信州大学自転車競技部として以下のメンバーが参加した

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木島平XC-Skiコース

 

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小林弘幸 (法3)

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大森俊介 (経4)

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熊野 (理4)

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中田はやくブリーチしろ

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増田遼馬 (農M1)






エース小林のU23での総合入賞を目指し、先週の修善寺ロードで三位入賞した大森、いまいち波に乗れていない熊野、中田、最高学年の増田のメンバーで臨んだ。

コースプロフィール 
木島平XC-Skiコース 1周 3.41 km 高低差 23 m カテゴリー:平坦

 

一日目
ステージ1a 個人TT 6.8 km


三番出走の中田を皮切りに増田、大森、熊野、小林の順におよそ30分の間隔を開けてコースへと駆けだした。
個人総合成績においてこのタイムトライアルが重要になることは言わずもがなであるが、このTTのタイムによって午後に行なわれるロードレースの出走位置が決まるため道幅の狭いこのコースを走りきるためには個人の走力が重要になる。
この日は次第にテントがとばされるほど南風が強くなっていき後方出走の選手に不利なコンディションとなった。中田、増田、熊野がディープリム、ディスクホイールを使う中で普段の装備で臨んだ小林が 9:55 をマーク。


TT終了時点で一位の作新 及川選手とのタイム差は26秒であった。
中田 10:11
熊野 10:31
大森 10:51
増田 11:10


ステージ1b ロードレース 71 km


15:00のスタート 道幅が狭く、また180°ターンが4カ所あるコースプロフィールに加えて出走人数の多さにより集団後方はコーナーの度にインターバルがかかる。


昨年一日目にDNFを経験している熊野は早々に番手をあげたがインターバル耐性に難がある中田、集団走行に難がある大森、短距離トラックマンに移行中の増田は中切れなどにより 40 km ほどでDNFとなった。
レース序盤に有力選手を含む逃げが形成され集団のペースも落ち着かない状況が続いた。レース中盤小林は明星大学の選手とブリッジを試みるがメイン集団に吸収されてしまう。
そんな小林と対照的に集団後方でインターバルに耐えていたのが熊野。
レース中の出力の様子を示しておく

 

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...クリテかな?


小林はトップのTom Bossis選手から15秒遅れの24位でゴール。熊野は最後の登りで遅れ26秒遅れの60位でフィニッシュした。
小林、熊野は翌日の本レースへの出走、増田、大森、中田は高校生のインターハイ予選と同時スタートのコンソレーションレース(通称残念レース)への出走が決まった。

 

二日目
残念レース 80km
8:30スタートのレースにはナショナルジャージでアジア選手権に出場してる飯田風越高校の山田選手、シクロクロス ジュニア世界選手権完走の鈴木選手のエントリーもあり展開を読み勝機をたぐり寄せられるかが問われた。
しかし、山田選手の積極的なアタックに反応しなかった中田、大森は集団内でのフィニッシュに終わった。
中田のブログを参照してください

 

 

ステージ2b 本レース 38周 129 km
総合ジャンプアップを目指した小林、完走を目指した熊野は前日に比べ落ち着いた速度の集団内で周回をこなしていった。しかし、残り7周を過ぎたあたりで熊野は集団からちぎれてしまい小林が一人で展開を作っていくことになった。終盤小林は積極的に逃げへブリッジ、ラスト 500 m ではアタックを試みたが interpro 所属のおっぺい選手のロングスプリントによって吸収され集団中程でのフィニッシュとなった。
総合成績では小林は30秒差の11位、U23では4位の結果に終わった。

以下熊野選手のコメント
「最近レースに体調が優れない状態で臨むことがスタンダードになっていて、今回もご多分に漏れず一日目はかなり状態がわるかった。自分としては去年残念レースで4位に終わった苦い記憶があったためなんとしても総合成績を得たかった。
 TTは急遽使用したディープリム、ディスクホイールに翻弄される形になってしまった。ステージ1bではこのコースでは中切れに巻き込まれた時点でレースが終わることを知っていたので中田を引き上げたかったがついてきてくれなかった。一日目はただ集団にぶら下がっていただけであったため二日目に終盤で小林のアシストとして動ければと考えていたが朝食をまともにとれていない状態であったため終盤にハンガーノックとなり 113 km で足きりとなってしまった。
 補給に関しては一日目に北澤さんがボトルにウィダー2個とポカリを入れているのを見て実践してみたがかなり調子が良かった。これがなければ半分も持たなかっただろう。これからは定番にしていきたい。
 体調、調子、脚力をレースに向けて合わせていくことは必須であるがないものねだりをするのではなく、そのときのコンディションで最大限のパフォーマンスを発揮できるかが重要になってくるのだと思う。とにかく今週末の選手権クリテ、来週の個人TTで調子を上げて三週目の群馬で笑っていたい。」

 

東京都大井埠頭で開催される全日本学生選手権クリテリウムには小林、熊野、大森、寺尾が出場する。どうぞ応援よろしくお願いします。

 

最後に土曜に拝めるうちのぬこ張っときます。

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2days 木島平 @ナカタ

どうも、最近DNF芸人と化してる中田です。レベルが上がったレーススピードに付いていけず、チャレンジロード、飯山、木島平1-bの三連続DNFでした。

1日目 TT 

かなり早い出走で全体で3番目スタートだった。当日はまあまあ風が吹いていてたまに突風が吹くという感じ。出走順が後ろになるほど風が強くなってるように感じたが、後半出走組の人達がトップタイムや好タイムを出していたので走るタイミングによって状況が変わっていたような気がする。

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堀江さんからディスクを借りて走った。

写真だけ見ればガチガチの装備なのにタイムはいまいちで、パワー不足以外の理由としてはコーナーとコーナーとコーナーの繋ぎが下手だったからだと思う。

コーナー中にバーを握って走るのか下ハンで走るのか、どこまで倒しながらペダルを擦らずに回せるか、登りでダンシングで行くかシッティングで行くか(肘置きに膝がぶつかる為。だから上体を寝かせてのダンシングができず、パワーが出せない。)の判断が難しかったのと、下りから登り返しにかけての変速が難しくそこでかなり差が開いたと思う。

また約10分間のaveが320wほどだったのでまあそれはタイムも出ないな、と思った。

 

1日目 1-b ロードレース DNF

TTからかなり時間が空いて15時スタート。

スタート順はざっくりとしたTTのタイム順でやや前の位置からのスタートだった。

最近あまり練習出来ていなかったのとDNF続きで自信をなくしていたため回りの人達の気迫に押されている部分があり、出たくてしょうがなかったレースに来ているのに気合いが入らなかった。

スタートしてから1周はなんとか位置をキープしてこなしたが、2.3周目は僕にとってはかなりのハイペースで常にしんどかった。結局4周目だったかな?180度コーナーの立ち上がりで遅れて一気に千切れてしまう。前レースの飯山と同じ千切れ方で悪い記憶が蘇った。そのあとは飯山同様力が入らなかったものの、同じく千切れた人達と固まって走り40kmで足切り

 

2日目 残念レース 完走

初日の結果を受けてどんよりした気分だった。

昨日DNFした人達のレースとはいえナショナルチームの高校生なども含まれていたのでレベル的にはクラス2.5くらいかな。初日はインカレやチャレンジロードレベルだと思う。

並び順は自由だったが前に並ぶ気にもなれず大森さんと一緒に真ん中からスタート。

目標は完走だったけど、最初の3周くらいがハイペースでまたDNFするかもと本気で思った。

集団が1列棒状になってたから、先頭がもうあんなとこ走ってるよ勘弁してーと心の中で叫ぶ。

幸いにも4周目くらいからペースが緩み、そこからラスト2周までは小さいアタックが繰り返されてはすぐに吸収の流れが続いた。僕は昨日より体の調子が良く、完走は確実にいけると思ったので45㎞くらいにペースが1番緩んだ隙にアタックしてみた。なんとなくこのままスプリントゴールになりそうな雰囲気だったし、ただ集団の中にいてそのまま完走しても意味がないと思いタイミングを見て抜け出すことに成功。

結局2周とちょっとで吸収されちゃったけど15秒くらいは開いたし、このレースでは1番差が開いた逃げになったかなと思う。信大だから見逃してくれるかなと思ったけど逃げが2人しかいなかったし、風も強く流石に厳しかった。

吸収されてからも何回か逃げの動きには反応したけどこれは決まらないと感じたのでこのまま完走する方向で行くことに。まあ欲を言えばゴールに絡みたかったけど力的に無理なのは分かっていた。そして無事に落車することもなく集団やや前方でなだれるようにゴール。久々の完走でほっとした。

 

今年に入り、今までよりレベルが高いレースに出て自分の限界や実力がだんだん見えてきた気がする。パワー云々というよりレース本番での力?が足りていない。これは鍛えられるものなのか、、、

話は変わるが僕の知り合いにケッヘルというチームで出場していた金沢大2年の選手がいる。

鈴鹿けいはんなジャパンカップと同じレースに出ている人で大学から競技を始めたのにもかかわらず大会でしっかり結果を残し、木島平でも初日上位完走、2日目も僕が見てた限りでは終始前方に位置し、集団の先頭を引いたり中切れを埋めたりしながら最後はゴールスプリントに絡みシングルリザルトでゴール。u23で3位入賞していた。2日間ともにTT(ノーマル装備)も合わせて全て小林さんの前でフィニッシュ。とても強いと思った。

今回は話す機会がなかったけどこのまま競技を続けていればたぶんまたどこかで会うと思うし、その時には僕も今よりレベルアップしておきたい。負けたくない、というには烏滸がましいくらいに差はあるけどまた頑張ろうと思えた、そんな木島平でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修善寺ロード 熊野

母上いつもありがとうございます。

しゃす、熊野です

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photo by ちなつ様



最近暑くなってきましてもう夏かなと言う感じですね
夏と言えば怪談。ひとつ僕の身に起こった話をお聞きください

 

 

 

 

あれはつい先日、3日ほど前のことなんですがね
自分は自転車競技部に所属しておりまして伊豆でのレースがあったんですよ

 

16時ころに伊豆を出てね まあ松本に帰ったんですが季節が季節なんで夕立の中帰っていたんですよ
車には運転手のN君、レースで3位に入賞したO君と完走したK君が乗っておりましてこの4人分の自転車を車の上に積んでいたわけなんです

 

まあ車内はレースの話で盛り上がっていたわけなんですが沼津あたりからしきりに振り出した雨に少し嫌だなーと思っていたんですよ

 

まあでも伊豆から松本は遠い 車はヅァーっと走って行きました
あれは8時くらいだったかなー 多分岡谷あたりだったと思うんですが
ふと「ガコン」という音が車内に響いたんですよ
車の揺れで荷物がずれたのかなと思いまして後ろを確認すると同じようにK君も後ろを確認していた

 

なんだ、荷物がずれたんだなと思いましたが なにか心に引っかかっていたんですよ


というのもこれだけの距離を走ってきて荷物がずれるというのもなかなかない 


しかもね僕には音が天井から聞こえた気がしたんですよ

 

なんか嫌だなー 怖いな怖いなーって思っていたんです

塩尻北インターを下りましてね、実家暮らしのK君を先におろしに行ったんです
彼の家につきまして「あー俺も早く帰りてー」なんて無駄口をたたいていたんです

 

後ろに座っていたK君が下りてこない ふと後ろを確認するとドアノブをひいてもドアが開かない


僕はね彼が間違ってチャイルドロックをかけたんじゃないかと思いまして外から開けようとしたんです

 

とても違和感を感じたんです

 

ドアが開かない

 

あたりはかなり暗かったのもありまして気づかなかったのかな
ふと上を確認すると
ルーフキャリアの留め具が外れて後ろにずれていたんです

 

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お分かりいただけるだろうか... キャリアの留め具があるはずのない場所にあることを...

ルーフキャリアはただ車に自転車の重みで乗っているだけだったんです
あるはずの位置ではなく完全にずれて後ろのエアロバンパーに引っかかって止まっていたという状況

上に乗っていたのはTREK EMONDA SLR、EMONDA SL6、BMC team machine、LAPPIER Xelius
あと一歩でみんな自転車をやめるところでした
ルーフキャリアはちゃんと固定しようね

 

 

 

 

 

いかがでしたか。僕たちはちびりかけました
では修善寺ロードのレースレポート

のまえにもうひとつ
こちらのブログをご覧ください

soreikeshindai.hatenadiary.jp


飯山クリテ、ヒルクライム直前の一週間消化器系のトラブルで死んでいたんですが原因がわかりました

ジャガイモの芽、表皮に含まれる ソラニン 


浅野いにお氏の漫画、アジカンの名曲でご存じの方も多いはず

 

普段ジャガイモの芽は取っても皮剥かずに調理していました。また体調を崩した日、かなり緑になったジャガイモを5,6個ポトフに入れていました

致死量超えてなくても食中毒には十分すぎる摂取量だったらしい


昨日緑になったジャガイモ食べてわかりました。はい今死んでます。

 

 

 

それではレースレポート

コンディション どん底
テンション 普通
目標 完走したるわこんちきしょー
結果 14周目チェーン落ち 17周完了時DNF
85 km 2250 up

問題 飯山はGWの頭でしたね。その後GWは何日続きましたか
A, 7日
正解

問題 熊野はどこでバイトしている?
A, 旅館
正解

問題 熊野は結局何連勤した?
A, 8連勤!

 

飯山前一週間死亡、GWこれからの週末連戦に備えて錬金
リアルに面構えが違ったと思う 合宿したかった

 

おかげで土曜日でのCTLは89 、ATLは80
しかも5/7~5/10まで体に力が入らなくてロード錬に行っても300 w でない状況だった

「調子のわるいときにいかにまとめられるかが肝」
高校時代に監督にさんざん言われた言葉を胸にいかに突貫工事でもいいから修善寺に合わせられるかを考えていた

 

レース前の試走で背筋、ケツ筋、ハムストリングが活動していないのはわかったので金魚の糞一択となった

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ケツハムが躍動してない 

一周目 かちあげに死にそうになったがこれで気合いが入った
逃げが決まってタイム差がどんどん開いていき最大1:50位まで開く
9周目かちあげ つらいけど感情を捨てて走っていたのでなんとか最終便で集団復帰
その後逃げを吸収、カウンターであがるのに備えて補給しまくっていた


今回も神戸の野本にジェルをせびる老害プレイをかまし
いつもありがとうございます!個人ロードもおなしゃす


とにかくアドレナリン出しまくっていたがハムとケツが使えなかったのでふくらはぎのケアは欠かさなかった


集団前方には常に大盛がいて前日の夜からシャドーボクシングやってるくらい気合い入っているし多分ほっといてもいいとこ行くやろと思い終盤の小林をアシストできたらなと考えていた

レース中、日大の選手が無限にチェーン落ちしてるのみて
嫌だなー 怖いなー チェーン落ち怖いなー
なんて思っていたんです

14周目の一号橋の登りを終えたくらいですかね
逃げを吸収するタイミングだったんですが
アウターに入れた瞬間「カシャンッ シャラシャラシャラ」
チェーンが落ちたんです
急いで直して飛び乗り下りへ 全く集団見えない

補給前の登り全開突破グランラガンで登って集団と三秒差くらいになったが集団もペースが上がり下がりしている感じで詰め切れずそのままの秒差でもう一周めちゃきつかった

 

補給所手前で集団がばらばらになっていきそのまま追いつけずに終わった

 

飯山で昇格した北海道の子に
「回そう!」 「きついです、先行ってください...」 「いいから行くの!練習するよ!」と老害プレイをかましたが自分がまたチェーン落ちかまして迷惑かけた ごめんなさいでした

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ガリガリ 泣きそう

 

あわよくば完走をと走ったがリアディレイラーが勝手に変速、チェーンがプーリーから外れる状態でアドレナリンもきれ完全に脚も止まりダウンに切り替えざるを得なかった

 

 

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赤旗振られてなければかっこいいだろうに

今度はレースの中でスプリントしましょうね かんた

 



金曜日にバイクランチに行こうか悩んだが後悔をしても、もう後の祭り

 

大森の三位はかっこよかったし小林の終盤の展開の話を聞いていても自分がアシストできれば小林の順位もかなり違っただろうとかなり悔しかった

 

今回愛子様、わかな様、ちなつ様の手厚すぎるサポートのおかげでレースに集中することができて本当に助かった。本当にありがとうございました。

 

今週末は木島平2days 一日目はTT、80km のロードレース。二日目は去年の苦い思い出がある今年は全く出たくない残念レースと本レース120km 全力で頑張りたい。